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IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
金と青の円舞曲
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ため先ず俺がオルコットと戦うことになった
俺は黄金の不死鳥の意匠が施されているISスーツを着てオルコットの準備が整うのを待っている
「リンクス、向こうの準備が出来たらしい。こちらもいいな?」
「はい。いくか、フェネクス」
俺はフェネクスを展開し、カタパルトに足をかける
『進路クリア。フェネクス、発進どうぞ』
オペレータールームにいる山田先生から通信が入る。ゲートが解放されアリーナの内部が見える
「了解。クラルテ・リンクス、フェネクス、出ます!」
カタパルト射出が行われ俺の体をGが包む。それに耐え俺は空に上がった
出た先にはセシリア・オルコットが待ち構えていた
「あら、逃げずに来ましたのね」
腰に手を当ててこちらを見下ろしながらそう言う
だが俺の目が止まったのはそんなところじゃない
相手の左手に持たれている長大なライフル、俺の右手に持つビーム・マグナムと同じくらいの大きさのそれは名称をスターライトmkIII。種別はレーザーライフルだが威力はビームライフルよりも高い
試合はもう始まっているのでいつ撃たれても避けられるように気を張り詰める
「最後のチャンスを差し上げますわ」
しかし相手は銃身を下げたまま、こちらを指差してこう言ってきた
「わたくしが一方的な勝利を得るのは自明の理。ですから、ぼろぼろの惨めな姿を晒したくなければ、今ここであやまるといあのなら、許してあげないこともなくってよ」
この後に及んでまだそんなことを言うか
俺もビーム・マグナムの銃身を下げ、言葉を返す
「貴方がなんでそこまで男に対し諦めているのかは知らない。けれど、少なくとも俺はそこまでしたに見られる覚えはないよ」
「そう?残念ですわ。それならーー」
相手のライフルにエネルギーが集まり、それがこちらに向けられる
「ああ、それから...」
「お別れですわね!」
トリガーが引かれ、レーザーを俺を貫こうとする
その瞬間、俺の思惟が光となって頭の中で爆ぜた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アリーナの誰が見ても、初弾は完全に当たったと思われた
それくらいセシリアの射撃は正確だった
だが、現実はどうだろうか
その光景は、観客も、教員も、そして撃った本人すら驚愕で口が空いたままだった
「うそ...」
それは誰が言った言葉か、それを始まりとし会場内にざわめきが走った
「なにあれ」
「どう言う原理なの??」
「かっこいい...」
驚愕に見舞われるのも仕方が無い。なにせISが変形、否変身したのだから
セシリアが放ったレーザーをクラルテはデストロイモードに移行する際に機体に薄く張
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