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IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
金と青の円舞曲
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最後にフランス語で貴方はニュータイプかと言おうと思ったがあの人なら気がつきそうだからやめよ...
流石にこの一連の流れで女子の歓声も消えた。と思うじゃん?
「きゃあああああっ!お姉様!もっと叱って!罵って!!」
「でも時には優しくして!」
「そしたら....きゃ///」
先生!なんか変態が混じってます!!まずいですよあれは!!
それらを放置し千冬さんは一夏の方を向く
「それにしてもどう言う風の吹きまわしだ?普通とはいえちゃんと自己紹介出来てるとは」
「それはなんでも酷くないか!?いくら千冬姉でも」
一夏が何かを言おうとした瞬間、千冬さんの口が少しつり上がった
そして、ぱしん!!という音が教室に響き渡る
「織斑先生と呼べ」
「いまのは酷い....はい、織斑先生」
これが噂に聞く誘導尋問か...
さらにこの会話で千冬さん達が姉弟で有ることがばれて少し湧いた
それを途中で千冬さんが勢し
「ちょうどいい、リンクスお前は先に自己紹介しろ」
拒否権はないみたいだな...仕方が無い
俺は覚悟を決めて席を立つ
「クラルテ・リンクスです。一応アナハイム代表としてこの学園で共に勉学に励ませていただきます。趣味はIS弄り、もしISについて詳しい質問があるなら来てもらえれば有る程度は答えられると思います。一年間よろしくお願いします」
俺は頭を下げ、席に座ると拍手が聞こえて来たので一安心だ
其の後も自己紹介は順調に進みSHRは終わった
休み時間になると俺の周りには人だかりが出来ていた。どうせなら一夏も巻き込もうと思ったが一人の女子に連れられて廊下に出てしまった
しょうがないので其の時間はずっと質問を捌いていた。疲れた
俺はぐでーっと頬杖を突きながら二限目の授業を受けていた。これでもアナハイムでISとMSの知識を一通り叩き込まれた身だ。IS常識はかなり知っていると自負している
なので俺は授業で躓くことはないのだが...
パシン!
一夏が出席簿アタックをくらった音だ。どうやらあいつはこの学園に入る時に配られた参考書を捨てたらしく千冬さんに怒られている
どうやら全てがわからないらしい。其の為に千冬さんから後で教えてやれと指名をされたので俺は一夏に対し苦笑いをしながらノートを投げた
「これ読めばここら辺は理解できると思うよ」
「す、すまん!」
俺が一夏に投げたのは俺がISの勉強をしていた時に使ったまとめノートだ。自分の言葉で割と簡単にまとめてあるので参考書を読むよりかは楽にできるとおもう
それからは二限目が終わるまでは一夏はノートと睨めっこしていたがさっきみたいに全くわからないという状況からは脱したみ
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