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IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
金と青の円舞曲
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がやがや
「ねえ、もしかしてあの子が...」
「二人目の男子操縦者?」
「テレビで見たかも、なんでもアナハイムの企業代表とか」
はぁ、やっぱしこうなったか...
俺はIS学園の教室、一年一組に向かっていた
長ったらしい入学式も終わりクラス分けが発表された所、俺は一組になるらしい
なので、今は廊下を歩いているのだが...
なんでこう、人を珍獣みたいな目で見れるんですかね...
なんかもう、初日から辛いです
若干涙目になりながらもやっとの思いで教室に到着
扉は空いていたのでそのまま入ると、教室の中で席に座り手を膝に乗せて硬直している人物がいた
俺はそいつを見て、だれかわかると隣に歩み寄った
「久しぶり、でいいのかな?織村」
「もしかして、リンクスさんですか!!!?」
俺が昔助け、この学校にいるもう一人の男性操縦者である織村一夏その人だった
「ああ。改めて、俺はクラルテ・リンクス。同じ男性操縦者同士よろしく」
「織村一夏です。あの時はありがとうございました!!」
すごい勢いで頭を下げてきた。正直同じ年の人からそんな感謝をされると照れるわけで
「あー...別にいいよ、俺が好きでやったことだし。それから敬語もやめてくれないか?クラルテって呼び捨てにしてくれると助かるかな。俺も一夏って呼ぶから」
「でも命の恩人ですし...」
其の後も暫くうんうん唸っていたが、最終的に了承してくれた
そろそろ始業の時間なのでとりあえず後で色々話そうということにして俺は自分の席に向かった
俺が席に座ると同時に先生がやってきた
そのまま黒板の前に立ち、先生は自己紹介を始めた
「私はこのクラスの副担任を務める山田真耶です。一年間よろしくお願いしますね?」
にっこりと微笑みながらクラスを見渡し
「全員そろってますね。それじゃあSHR始めますよー」
何かしらの反応を期待したのか先生がなにも喋らないでいるのでクラスが静寂に包まれた
「じ、じゃ自己紹介をしましょうか。えっと..出席番号順で」
あの人若干涙目ではないですか?何か反応したいけど...。周りが女子だらけというのはどうにも落ち着かないんだ...
ごめん、山田先生...
俺は心の中で合掌をした。流石にこの状況でさらに周りの注意を引くようなことはできないです...
ちらりと横目で一夏を見てみるとなんか裏切られた感を漂わせていた。なにがあった...
「織斑くん。織斑一夏くんっ!」
「は、はいっ!!?」
どうやらなにかに打ちひしがれて話を聞いてなかったっぽいな。声が裏返っていた。そのせいで周りに笑われてる。余計に辛くなったな
「
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