旧校舎のディアボロス
一章
第七話 友達助けに行きます
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し飛んだ。
「朱乃」
「はい部長」
私が指示すると朱乃の上空に雷雲が出来、そして朱乃自身が光に包まれる巫女装束に着替えた。
「なに!私に張り合ってコスプレ勝負!?」
どうやら彼女は自分の姿が可笑しいことを理解はしているらしい。
そんな事は置いといて、朱乃は手で印を組み天に手を掲げると空から魔方陣が現れ私たちを囲んだ。
「これは結界か?」
「これってマジやばくない?!」
「うふふ、この檻からは逃げられませんわ」
流石家のドSの女王は頬を赤らめ嬉しそうに自分の指をペロリと舐めていた。
「貴様ら最初からこれが狙いで?」
「ええ、そうですのごめんあそばせ。最初からゴミ掃除が目的でしたの」
「うちらはゴミかい!」
そう言ってゴスロリ堕天使も飛び、全員が私たちを見下ろす形となった。
「そうやって虚勢を張れるのも今のうちだぞ」
「我らが主の儀式が終われば貴様らでも敵わない」
そうか、こいつらの…こいつらの主レイナーレの目的は
「そう言うこと堕天使の狙いはシスターの神器奪うつもりなのね」
「それではその子の命は…」
「ええ、神器を奪われたものは死ぬわ」
すると彼女たちは光の槍で攻撃をしてきた。
それを朱乃に守ってもらった。
「なまやるじゃん」
「だがその程度の障壁いつまでもつか」
「貴様らの結界が仇となったな」
「それとも子の結界を解いて私たちを逃がしてくれる?ののの〜ん、うちらがアンタらを逃がさないっす。あんたの下僕っちもボロカスに遣られてるだろうしね〜特にレイナーレ姉様にぞっこんだったあの餓鬼、あいつなんかもうとっくに…」
「あんまりサトシを馬鹿にしないほうが良いわよ。あの子は史上最強の兵士なんだから」
「兵士?ああ、あの前にずらっと並んでるやつよね」
「要するに捨て駒か」
「あらあらうちの部長は捨て駒なんて使いませんわ」
朱乃がそう言うとこの三匹はまた光の槍で攻撃してきた。朱乃はすぐさま私の前に出て障壁を展開してくれたが壊されてしまった。
「貴女かなりあの子を買ってるみたいだけど、あの子じゃ勝てないわ。だって元カノだものね〜話を聞いて大笑いよ」
「フフフ、やめろミッテルトまた腹がよじれる」
「まあ酒の肴にはなったがな!」
三匹はまた宙を飛び私たちに向けて光の槍を放った。
だけど私は、私の可愛い下僕を馬鹿にすることは許さない。
私は三つの槍を弾いた。
「な、弾いただと!」
「笑ったわね、私の下僕を笑ったわね!」
私は魔力を全開にした。
「あらあら、怒らせる人を間違えましたわね」
「消えなさい、虫けら?」
私は三匹の堕天使を滅ぼし
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