旧校舎のディアボロス
一章
第七話 友達助けに行きます
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れてないから使い慣れてるこれにしたんだ。嫌かもしれないが、我慢してくれ」
二人は「わかった」と言って、小猫ちゃんはおんぶ、木場は俺の脚を持つと言った格好でぶら下がった。
「それじゃあ二人とも、捕まってるところの骨を折るぐらいの力で使ってろよ。かなりスピード出るからな!」
俺は地上から数十mのところまで飛翔し、そのまま教会に向けて加速し時速数百kmで突っ込んだが山に入る直前で結界にぶつかった。
「しゃらくせせせええええぇぇぇぇぇ??」
だが、そのまま結界を貫通し、協会の側面から中に入り着地した。
〜sidout〜
「着いた〜?大丈夫か二人とも?」
「死ぬかと思いました」
「まったくだね」
二人とも特に外傷はなく、立ち上がった。
だが、予想に反して教会には神父も堕天使も見当たらなかった。だが……
「やあやあ、これはこれは糞悪魔の皆様ではあ〜りませんか」
そこに居たのはフリードだった。
「居たのか、気付かなかったぜ糞神父」
「本当に口の減らない野郎だぜ、それにしても一度会った悪魔にもう一度会えるなんて思いませんでしたよ〜ほら、俺めちゃくちゃ強いでしょ。会ったら即はいこれよ」
フリードは自分の首に手を当て、首を斬る動作をした。
「だからムカつくんですよ、この俺に恥じかけたアンタらが。特にそこの黒髪の悪魔君がよ〜」
「アーシアはどこに居る!」
「ああ、悪魔に魅入られた糞シスターなら、この祭壇から地下の祭儀場に居りますです。まあ、行けたらですけどね」
フリードは銃と光の剣を掲げ、悟志は未覚醒の赤龍帝の籠手を装備、木場も剣を構えた。そして、小猫は椅子を持ち上げフリードに投げた。
「潰れて」
小猫が投げた椅子をフリードは斬った。
「しゃらくせーんだよ、このチビが。俺はてめえの隣に居る糞悪魔に用があるんだよ〜ん」
フリードが言ったチビという単語に小猫は反応し、そこら辺にあった椅子を投げまくった。
だが、フリードはそれをすべて避けた。そして木場はすかさずフリードを切りに行った。それでもフリードの実力はすごく、木場都県を競り合う形になった。
「あんた結構やるね」
「そう言うアンタもなかなかだね〜」
すると、木場の刃が急に黒く染まりフリードの光の剣の光を吸収し始めた。
「これは光を喰らう剣、ホーリーイレイズ」
「ち、てめえも神器使いかよ!」
フリードは木場の剣から重ねていた剣を解き、距離を置いた。小猫はまた援護射撃と言わんばかりに椅子を投げた。
悟志は木場の神器に感心するとすぐさま赤龍帝の籠手の力を発動し「Boost」と掛け声が上がった。
「取り敢えず一発殴る!プロモーション戦車
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