暁 〜小説投稿サイト〜
転生赤龍帝のマフィアな生活
番外編:俺の…子供だと?
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そう言って、ヴァーリが服を着替え始めたので背中を向けて、アーシアとガキの方を見る。
アーシアは幸せそうにガキを抱きかかえ、さながら聖母のような微笑みを浮かべていた。
そして、ミランダはその光景をバズーカのようなカメラで
ありとあらゆる角度から撮りまくっていた……なんだこの状況は?

「イッセー君、着たよ」

ヴァーリにそう言われたので謎の光景から目を離して振り返ってみるとそこには―――



((((は、裸ワイシャツ…だとオオオオオオオッッ!!?))))



(しかもご立派なお胸様でボタンが弾け飛びそうな勢いですよ! イッセー様!!)
(丁度胸のところでボタンを掛け間違えるなんて……とんだドジっ子だな、ハアハア)
(一誠様、それだけではありません。お尻から太もものラインが幼さと妖艶さを兼ね備えた素晴らしいものになっています!!)

取りあえず、俺も色々と言いたいことはあるがこれだけは言わせてもらおう。

「何でよりによってそれだけを選んだ!?」
「い、イッセー君が喜ぶかなって思ったから……ダメ?」
「ぐっ!? ……それでいいから泣くんじゃねえ」

泣き顔プラス上目遣いしかも色々と見えそうになっているヴァーリと目を合わせることが
出来ずに顔を背ける……くそっ!空調が効いてねえだろ!顔が熱くて仕方ねえ!!

「イッセー君はああいうのが好きだったのね…! それなら私も裸ワイシャツになってイッセー君の寝こみを襲えば……」
「何恐ろしいこと考えてんだ、イリナ!?」

やたら真剣な顔で考え始めたイリナに慌ててストップをかけるが
無理なような気がするので今度からは寝こみは気を付けるようにするか……。
俺に安息は訪れねえのか……くそったれが!!

「そんなことより…先にやる事があるよ?」
「そうですね、クロームさん」
「誰が、一番にイッセー君との子供を作るかだね? 僕、負けないよ!」
「私は構わないわよ」

お互いに向かい合い火花を散らし合う女性陣……やばい、戦いの予感しかしねえ。
さすがにこんなところでおっぱじめるのは不味いので女性陣を止めに入る。

「おい、待ちやが―――」

「「「「黙ってて(下さい)!!」」」」

「…………くそが…っ!」

何も言い返せねえ!!一体全体、何なんだ、あの気迫は!?
イリナやヴァーリは分かるがクロームやユニまであんな気迫を出せたのか?
女って怖えな………。

「それじゃあ―――」
「いざ尋常に―――」
「いくよ!―――」
「勝つのは私よ!―――」

四人が大きく手を振り上げ、そして―――

「「「「じゃんけん、ぽん!!!」」」」

じゃんけんを開始した………何となく気が抜けたが、まあ、ドンパチやるよりはマシか
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