二十六話
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俺もそれは感じたことだ解像度はあまりよくないがそれでもアスナに似ているといえるその写真。
「この写真はアルブヘイムオンラインの世界樹でとられたものなんだ」
写真は5人組のプレイヤーがロケット式に飛んで世界樹の枝付近で証拠としてとり、そのうちの一枚にこの写真が写りこんでいたらしい。
「エギル…このソフト貰っていいか」
「構わんが…行く気なのか」
「ああ、この目で確かめる」
「そのゲームナーブギアで動くぞ…もっとももう一度あれを被る度胸があるなら、だけどな」
「もう何度も被ってるさ」
キリトと俺はナーブギアを持っている。叔父に無理を言って二人分なんとかならないか懇願したところ叔父は苦笑しながらもナーブギア保持の了承を得てくれたのだ
キリトはコーヒー代を出しカウンターに置いた
「じゃあ俺は帰るよ。御馳走様、また情報があったら頼む」
「情報代はつけてやる…アスナを助け出せよ。そうしなきゃ俺たちのあの事件はおわらねぇ」
「ああ。いつかここでオフをやろう」
キリトはエギルと拳を打ち合わすとそのまま店を後にした
その光景をコーヒーを飲みながら見続けキリトが店を出た後に俺はエギルに質問する
「で、俺を呼び出した理由は?」
この話だけ聞くなら俺を呼ぶ意味はないはずだそう考えている俺にエギルがその答えを言う
「お人好しのお前ならこの話を聞くだけでキリトの手助けをすると思ったからな。あいつを頼む、たぶん無茶をすると思うからな…」
恐らくエギルはわかっていただろう。キリトに写真の話をすれば助けに行こうとすること、そしてその話を俺にすることで俺がキリトの手助けをするであろうということ。だからソフトを2枚準備していたのだ
「面倒くさいなぁ…」
そういいながらも俺はアルブヘイムオンラインのソフトを持ち店を後にしようとする
「おい、ジン。コーヒー代は?」
「今回の依頼料だ」
俺はそう言い残し店を後にした
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(とりあえずキリトに連絡だな)
そう思いメッセージを送る
【俺も手伝ってやるから世界樹っていう場所で集合な】
【了解】
キリトは俺のメッセージにすぐ返信をしてきた。それを確認し俺はナーブギアに手をかける
キリトと違いSAO以来初めてナーブギアを被る、少し不安があるそれでもこれを捨てれず使おうと思ったのははさまざまな思い出があるからだ
「それじゃあ行きますか…リンクスタート!」
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