ALO編
二十五話
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(さて、どうするかな…)
この事件のことで俺ができることはないだろう、そう思い向こうでできた友人たちがどうなったかだけ心配し俺は再び寝ることにした
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次の日よりこの病院にいるSAO帰還者はぞくぞくとリハビリを開始することになった。約二年も寝たきりの状態なので全員が筋力が衰えうまく歩けることができなくなっているのは当然である
この病院には多くのSAO帰還者がいるためリハビリは時間を区切りそれぞれのグループで行うようだ。俺のグループは朝早くより開始するため起きたら朝食を取りすぐにリハビリ開始だった。
俺は一日でも早く回復をしたかったので看護師の手を借りず松葉づえでリハビリが行われる場所まで向かうことにした。
向かっている最中同じことを考えている少年?がいた。その少年も松葉づえを借りて歩いているようだ。俺はその後ろ姿にどうも見覚えがる…
(まさかな…)
そう思うが前の少年?に聞こえるか聞こえないかの声で囁く
「キリト…?」
その囁きにその少年?が振り向く
こちらを見たその少年は目を見開いて言葉を発する
「ジンなのか…?」
あの世界で見ていた時より幾分もほっそりしていたがその少年はやはりキリトだった
「はは、初めましてだな。菊岡仁だ。よろしく」
「知ってる、茅場からその名前は聞いてたからな。リアルでの顔をそのままゲームに反映させてたからまさかとは思ってたけど本当に名前までリアルと同じなんだな」
キリトは苦笑し今では懐かしい始まりの街であった時のことを口にする
「初めまして、俺は桐ケ谷和人。いろいろと話したいことはあるけどとりあえずリハビリセンターまで向かおうぜ」
俺たちはリハビリ後また会話することにしとりあえずはそこでの会話は打ち切った
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リハビリ後俺たちはリハビリセンターの近くのコミュニティルームで腰を掛け話すことにした
「それで和人、俺が死んだあとどうなったんだ?」
現実でプレイヤーネームを呼ぶことはマナー違反と知ってるのでとりあえずなれなれしくはあるが下の名前で呼ぶことにした
「どうなったって?」
「だから茅場との決闘だよ」
ゲームをクリアしたのでやつを倒したことは知っているが詳細を知らない俺はちょっとだけその話に興味があった
「あ、あぁそのことか…」
歯切れの悪そうなキリトに少し疑問を感じたがとりあえず話を促す
「実は…俺も死んだんだ…」
「…は?」
その
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