第九話 大室中佐!格闘茶道!!その四
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「あの人達にはまだ負けるぜ」
「KENNさんって声優のか」
「ムシブギョーとかに出てる人か」
「あの人の格好よさには負けるぜ」
その人と自分を比べて言う尚智なのだった。
「流石の俺もな、ダルビッシュさんにもな」
「って例えどんだけハイレベルなんだよ」
「ダルビッシュさんと比べたらダルビッシュさんに失礼だろ」
「ファイターズファンに怒られるぞ」
そうなるというのだ。
「だから止めろ」
「KENNさんについても同じだよ」
「本当はここにジャニーズの人持って来るつもりだったんだろ」
「けれど肖像権とかで五月蝿いから出さなかったんだろ」
流石に名前をちらりと出す位なら構わないだろうが大事を取って止めたのである。
「まあとにかくな」
「御前本当に煩悩ばかりだな」
「せめて剣道位煩悩を忘れろよ」
「武道なんだからな」
「何か真面目だな」
尚智は友人達の言葉に首を傾げさせて言う。
「そういうのってな」
「駄目とか言うなよ」
「剣道をしているんだからな、今は」
「じゃあ剣道に集中しろっていうんだな」
「さもないと怪我するしな」
「今は剣道に専念しろ」
神経を剣道に集中させろというのだ。
「いいな、じゃあな」
「稽古再開するぞ」
「それもそうだな」
尚智は結局彼等のその言葉に頷いてそうしてだった、修行に励み汗を流した。それは尚武も同じだった。
しかし部活の後でだ、二人は一緒に家に帰りながら話すのだった。
「部活が終わったらな」
「ああ、そうしたらな」
「幾ら身体が疲れていてもな」
「身体動かしてもな」
それでもだというのだ。
「もう自然とだよな」
「煩悩に頭がいくよな」
「正直そっちはどうしようもないな」
「頭が自然ともわもわとしてきてな」
「そうしたことばかり考えるぜ」
「ナチュラルにな」
他に考えることがないとだ、ごく当然の様にというのだ。
「女体のこと考えるな」
「読書、そして芸術のことをな」
フランス書院に写真集、DVDだ。
「それに壇蜜さんな」
「ここんとこあの人のこと集中的に思い出すな」
「とことん悦ばしてくれる人だな、男を」
「特に年下をな」
「若しあの人が目の前に出て来たら」
「その時はな」
二人は若し今目の前に当人が出て来たらどうするのかも話した、そんなことは阪神タイガースが土壇場で勝つよりも可能性は少ないが。
「頼み込んでな」
「流石に土下座はしないけれどな」
「必死に頼んでな」
「そうなるよな」
何をそうなるかはあえて言わない、様々な事情で書けない。
「いいよな、ああいう人」
「ナチュラルにエロスを醸し出すって人な」
「大人の色気」
「女子高生のブルマと並ぶ武器だぜ」
尚八条学園にブルマはない、そんなも
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