暁 〜小説投稿サイト〜
元虐められっ子の学園生活
生態系と厨二病
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
止めろ雪ノ下」

「そんなつもりは無かったのだけど」

嘘を言うな。

"ガラッ"

「ちーっす。お前誰だ?」

俺は扉を開けて早々になかにいる男に問いかけた。
男は太った体型にメガネを掛け、茶色のロングコートを羽織っていり。
髪型は特に整えていないようで色は白。
確かに見てみれば不振な男だ。

「ふっふっふっふ…。
まさかこんなところで出会うとは…待ちわびたぞ!比企谷八ま…ヒィィィィ!?
鳴滝九十九!何故此処にぃ!?」

何で会うやつ全員こんなに怯えるの?
俺ってそんなに怖い?

「比企谷くん。
彼は貴方の名前を呼んだようだけど、知り合い?」

「あんなやつは知らない。
知っていても知らない」

「ま、まさかこの相棒の顔を忘れたと申すか!?
見下げ果てたぞ八エモン!」

「誰が八エモンだ!
…何のようだ材木座」

「その通り!我が名は七代目剣豪将軍、材木座義輝だ!」

テンションの移り変わりが激しいやつだな。

「…そのお友だち、貴方に用があるんじゃないの?」

「友達じゃねぇっつの…」

まぁ、この男…材木座くん?との友達関係は疲れるだろうな。
主に精神的に。

「さよう!我に友達など居らぬ!ホント……マジで、独り……とぅあ!
時に八幡よ、奉仕部とはここでいいのだな?」

そうか、彼もまた友達居ないんだ。
次からは優しく接してやろう。

「ええ、ここが奉仕部よ」

「………やはりそうか!
平塚教諭から助言いただいた通りなら八幡。
貴様には我の願いを叶える義務があるわけだな」

まて、何故雪ノ下から目をそらした。
そんなに怖いのか雪ノ下は。
……怖い?かもしれないなぁ。

「別に奉仕部は貴方の願いを叶えるわけではないの。
ただ、お手伝いをするだけよ」

「……ふ、ふむ!ならば八幡よ!我に手を貸せ!」

あ、また反らした。
…もしかしてコミュ症ってやつか?

「コラムコラムッ!
我とお主の関係にそんな粗末なものは必要な…い……」

雪ノ下をみて固まる材木座くん?もう呼び捨てでいいや。
っておいおい!汗だらだらじゃねえか!

「雪ノ下、睨んでやるなよ。
彼を見ろ。まるで蛇に睨まれたカエルじゃねぇか」

「別にそんなつもりは無いのだけど、比企谷くん、ちょっと…」

そう言って比企谷を引っ張ってこそこそと話を始める奉仕部部員(俺を除く)。

「取り敢えず材木座と呼ばせてもらうぞ」

「う、うむ。苦しゅうないぞ」

まだ怯えてんな。
まぁ良いけど。

「それで、君の依頼はどんなもの何だ?
それによって(雪ノ下の)対応が変わってくるんだが」

「う、うむ。実は我は今度、素人小説の新人賞に
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ