生態系と厨二病
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止めろ雪ノ下」
「そんなつもりは無かったのだけど」
嘘を言うな。
"ガラッ"
「ちーっす。お前誰だ?」
俺は扉を開けて早々になかにいる男に問いかけた。
男は太った体型にメガネを掛け、茶色のロングコートを羽織っていり。
髪型は特に整えていないようで色は白。
確かに見てみれば不振な男だ。
「ふっふっふっふ…。
まさかこんなところで出会うとは…待ちわびたぞ!比企谷八ま…ヒィィィィ!?
鳴滝九十九!何故此処にぃ!?」
何で会うやつ全員こんなに怯えるの?
俺ってそんなに怖い?
「比企谷くん。
彼は貴方の名前を呼んだようだけど、知り合い?」
「あんなやつは知らない。
知っていても知らない」
「ま、まさかこの相棒の顔を忘れたと申すか!?
見下げ果てたぞ八エモン!」
「誰が八エモンだ!
…何のようだ材木座」
「その通り!我が名は七代目剣豪将軍、材木座義輝だ!」
テンションの移り変わりが激しいやつだな。
「…そのお友だち、貴方に用があるんじゃないの?」
「友達じゃねぇっつの…」
まぁ、この男…材木座くん?との友達関係は疲れるだろうな。
主に精神的に。
「さよう!我に友達など居らぬ!ホント……マジで、独り……とぅあ!
時に八幡よ、奉仕部とはここでいいのだな?」
そうか、彼もまた友達居ないんだ。
次からは優しく接してやろう。
「ええ、ここが奉仕部よ」
「………やはりそうか!
平塚教諭から助言いただいた通りなら八幡。
貴様には我の願いを叶える義務があるわけだな」
まて、何故雪ノ下から目をそらした。
そんなに怖いのか雪ノ下は。
……怖い?かもしれないなぁ。
「別に奉仕部は貴方の願いを叶えるわけではないの。
ただ、お手伝いをするだけよ」
「……ふ、ふむ!ならば八幡よ!我に手を貸せ!」
あ、また反らした。
…もしかしてコミュ症ってやつか?
「コラムコラムッ!
我とお主の関係にそんな粗末なものは必要な…い……」
雪ノ下をみて固まる材木座くん?もう呼び捨てでいいや。
っておいおい!汗だらだらじゃねえか!
「雪ノ下、睨んでやるなよ。
彼を見ろ。まるで蛇に睨まれたカエルじゃねぇか」
「別にそんなつもりは無いのだけど、比企谷くん、ちょっと…」
そう言って比企谷を引っ張ってこそこそと話を始める奉仕部部員(俺を除く)。
「取り敢えず材木座と呼ばせてもらうぞ」
「う、うむ。苦しゅうないぞ」
まだ怯えてんな。
まぁ良いけど。
「それで、君の依頼はどんなもの何だ?
それによって(雪ノ下の)対応が変わってくるんだが」
「う、うむ。実は我は今度、素人小説の新人賞に
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