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ひねくれヒーロー
花と成りなさい
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・・・


「・・・でも、先生、修行見てくれなかった」


そうすりゃ再不斬の地獄の訓練もせずにすんだ・・・駄目だスパルタ教育が待ってるだけだ


蘇る記憶に青ざめる


「なんだコン、拗ねてんのか」


シカマルが呆れたように呟いた

拗ねてない


「ま、多分そのうち修行ぐらいいくらでも見てくれるさ・・・
 じゃぁオレはそろそろ行くぜ、チョウジによろしくな」


煙草をふかしながら待機所から出て行った

シカマルと顔を見合わせてチョウジの所へ見舞に行くことにした
































チョウジの見舞いに行くとフルーツセットは駄目だと医者から怒られた

もったいないからオレが食べると言うと医者からイビキさんとアンコさんを呼ばれそうになった

油断ならねえな・・・

ナルトが入院しているらしいので冷やかしがてら見舞いに行く

良く眠っていたが、悪戯する前にすぐ目覚められた

いき場の無い黒マジックが宙を仰ぐ

・・・ちっ


「コンが黒い!
 ・・・あれ?なんで2人がいるんだ?」


寝ぼけてやがる・・・チャクラ使いすぎが効いたんだな


「チョウジが腹壊して入院したから、見舞いに来たの」

「お前は次いでな」

「ひでぇ!」


フルーツセットをナルトの前に掲げ、やるとだけ言った

原作通りチョウジの前で食おうという流れになった

シカマルじゃないけどめんどくせえな


チョウジの病室まで行こうとしてふと開いている扉が見えた




そうだ、我愛羅だ




慌てて気配を消して病室へ滑り込んだ


リーさんに手をかけようとしているのを寸での所で止める

オレの力じゃ片腕を抑えるだけで精いっぱいだ


砂で首を絞められそうになったが、事態を察したシカマルが影真似の術で協力してくれる

すかさずそこへナルトが殴りかかる


「てめー!こんなところで何しよーとしてんだコラ!」


「・・・殺しに、来た」


・・・そうか、殺しに来たのか


「どんな理由があろうとも、木の葉の仲間を安々と殺させるわけにはいかない
 全力で邪魔させてもらうぞ」


懐の小刀に手を伸ばす

一太刀でも掠ればオレの勝ち、この痺れ薬は”根”謹製の強力なやつだ


「殺しておきたいから殺す、ただ・・・それだけだ
 オレの邪魔をすれば、お前らも殺す」


光の無い目

嫌になる


「何勝手な事言いやがる!」


「・・・お前が強いのはそいつの試合で分っ
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