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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は
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廃墟の町エルマルを抜けて


私達は今、先が全く見えない砂漠を歩いていた


しかも麦わらが五月蝿いし、


トナカイと長鼻はバカで幼稚な喧嘩をしてるし、


ナミは……なんか私の手を握って自分の頬に当ててるし


ナミ「何でリアの身体はこんなにも冷たいの!?」


リオ「ん〜…それはー」


ミズミズの実のおかげかな。


ナミ「何で何で!?すっごく暑い服着てるのに何で!?」


だからミズミズの実のおかげなんだってば。


リオ「さあね」


今のナミに何言っても面倒臭い事になりそうだしな


これは放置するのが一番かな


ルフィ「何ぃ!?ナミ本当か!?」


リオ「ちょっと!?」


私の左手を掴んだ麦わらがナミと同じように自分の頬に手を当てると


その瞬間、麦わらが少しずつ生き返ったような気がした←


ルフィ「冷てええええ!?


何でだ!?何で氷みたいに冷てえんだよ!?」


リオ「え、っと…何でって…言われても…」


力の事をこいつらに言うつもりはないし


サンジ「ぬわあああ!!!ゴラァッルフィ!!!!


リアさんから離れろォォォォォ」


ルフィ「ぐはッ」


後ろから飛んできたコックが、


私でも痛そうだと思った一発の蹴りが麦わらの頭に直撃すると


その途端に私の左手から手を離した麦わらがコックと喧嘩をしだした


ルフィ「てめぇぇぇ!!!サンジ何しやがんだよ!!」


サンジ「テメェこそ何リアさんの手に触れてんだよ!!!」


ルフィ「ナミが冷てえって言うから俺はァァァ――――」


何か後ろで喧嘩してるけど気にしない


気にしたら負けっていう言葉があった気がするけど


まさにそれ、気にしてる程私は暇じゃないんです((キリッ


ナミ「てっきり助けに行くのかと」


リオ「私そこまで優しくないから」


ナミ「へえ?」


リオ「てことで手を離すから」


ナミ「駄目よっ!!」


本当に私が手を離そうとした瞬間、


ナミがガシッと手首を掴んだ






そして夜


ナミとビビが歯をガタガタ震わせながら


寒さと戦っている中―――、


リオ「…ここでいいかな」


皆から少し離れただけ離れた大岩に座って


上着のポケットから電伝虫を取り出した


『プルプルプルプル〜プルプルプルプル〜』


数秒コールが鳴った後、


ようやくの事で相手が受話器を取った


『待たせた、早く出れなくて済
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