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大陸の妖精
・Original Episode 1・
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の笑顔でいう一言にアルトは不信感を抱く


そしてふと小さい頃の事を思い出した





子ミラ「アルトォー!いるかーっ!!」バンッ


子アルト「!!?」ビクゥッ


子ミラが勢いよくギルド内の扉を開く



子アルト「な・・・なーに?ミラさん・・・」


イヤな予感を察したのか、小さい声で呼び出しに応じる子アルト



子ミラ「エルザがどこに行ったか知らないか!?」ズイッ


子アルト「うーん・・・あ、そういえば街に入荷した新しい武器を一緒に見に行かないかって今朝誘われたよ・・・」


子ミラ「街か・・・そうと分かりゃ話は早い!ついてこいアルト!!」ガシッ


子ミラが子アルトの首根っこを掴み強引に連れ出す



子アルト「え゛っ・・・な、なんで・・・おれまで・・・!!」


子ミラ「しもべは黙ってアタシについて来りゃいいのさっ!あははははっ!!」


子アルト「あぁぁ・・・!!」ズリズリ





アルト「・・・出掛けたってより、連行されたって方が言葉的に正しいような・・・」


幼きころの出来事を思い出したアルトは青ざめた表情で呟く



ミラ「ん?何か言った、アルト?」


アルト「いや、別に・・・」


ミラ「あ!見てアルト、新しいお店が出来てるわ!!」


ミラがとある服屋を指さして言う


新しく出来たお店らしく、客もそこそこ集まっており賑わっている



アルト「色んな服があるんだなぁ・・・」


アルトもミラと一緒に店内をまわり様々なデザインの服を見る



アルト「おっ、これナツに似合いそうだ・・・あ、こっちの衣装はルーシィに・・・ぷぷっ」


ミラ「アルト!」


服を見るアルトにミラが元気よく声をかける



アルト「なーに、ミラさ・・・んっ!?」


声に応じて振り返ったアルトは数秒硬直する


なぜならアルトの目の前には普段の衣装とは違う感じで、しかしとても似合っていて可愛い格好のミラが立っていたからだ



ミラ「どう、アルト?この服すごく素敵だと思うんだけど」


ミラジェーンはただでさえグラビアアイドルを担う美貌の持ち主である


それに加えていつもとは違う格好をしたミラは新鮮でとても美しく見えた



アルト「あ・・・あぁ、よく似合ってると思う・・・/////」


面食らったアルトは自分でも顔が赤くなるのを感じ取った


そして、それをごまかす為にあえてミラから視線をそらす



ミラ「じゃあ、次はあそこに行きましょ!!」


その後もミラが行きたい場所を次々と指
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