五話
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カカシ班結成から一週間、私達はDランク(任務にはA、B、C、DのランクがありDランクは里内での任務)の任務を1日二つのペースでこなしていた。
今日は火影様から任務の話があるらしいので火影邸に行くことになっています。
集合時間三時間前、神社に来客が来ました
「どうかしましたか、ナルト?」
来客は同じ班のナルトでなぜか泣いているんですよね
「俺の体の中には化け狐『九尾』がいるんだ」
………ッ、なんでナルトが知ってるんですか?
「昔、里の襲った九尾が俺の中にいる、俺ってば、何も知らないで生きてんだってばよ」
「ごめんなさい、私はあなたに九尾がいることはわかっていました」
もう、後戻りはできませんね
「私の母はあの九尾の襲撃から里のみんなを守っていた、あなたの両親の死も見たそうです、本当はもっと早く話すべきだった、ごめんなさい」
「謝らないで今までの俺には話せなかったんだから、それと俺に修行をつけてほしい」
変わりましたね、ナルト
「喜んで、火影様に知ったことを話さないと行けませんね」
集合時間には早いですが私とナルトは火影邸に向かいました
◇
「そうか、知ってしまったか、すまんのぉナルトよ」
私とナルトは火影様にナルトが知ったことを全て説明
しました
「じっちゃんは悪くないよ」
「そうですよ、火影様はナルトを守るために色々してたじゃあないですか」
私は知っている、火影様がナルトを見守っていた事をね
「タマよ、ナルトを頼むぞ」
「勿論です。『うちはの巫女』にかけて」
ナルトは私が強くする………そういえば、ナルトは私のところに来たんだろう?
「そういえば、ナルトはなんで私の所に来たのですか?」
「班の中で話やすかったからだってばよ、サクラちゃんはサスケのことしか興味が無いみたいだし、サスケはどうでもいいって感じだから」
まあ、上忍のカカシ先生以外に話しやすいのは私だけですよね
「ナルト、タマよ、おぬしらに渡したい物があるかりついてまえれ」
私に渡したい物?ナルトならわかるけど私にも?
「「はい」」
火影様と私達は部屋を出て向かった先は倉庫で火影様は巻物二つと箱を持ってきた
「ナルトよ、これはお前の父四代目火影ミナトの物じゃ、息子のお前に返そう、ミナトとクシナの家も直に返す」
火影様はナルトに箱と巻物の一つを渡した
「ありがとうじっちゃん」
父親の物ですか、確か四代目火影ミナトは『黄色い閃光』って呼ばれていたっけ
「タマにはこれじゃ」
私にもう一つの巻物を渡してくる火影様
「これは?」
「その巻物にはお前がCランクの任務を受ける前に渡せと九代目
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