暁 〜小説投稿サイト〜
2人目の男性操縦者は4人
プロローグ
[1/2]

前書き [1] 最後 [2]次話
3月某日、埼玉。


雑踏の中で、一人の少年が携帯を弄っていた。



「今13時・・・。そろそろお昼を食べようかな?」
『腹減った!なんか食わせろ!』
その少年に、誰かが話しかけた。

しかし、姿は見えない。
『抜刀、うるさいですよ』
その声に、誰かが反応した。


「まぁ、時間もいい頃だしそろそろ食べるよ」
『射羅ザマァ!』m9(^Д^)9m
『風穴開けますよ?』
『二人共、喧嘩意味ないからやめようよ・・・。
それより、何食べんの?』
『『お前話変えんの早ぇよ!(早いですよ!)』』
「・・・相変わらずやかましいなぁ」
自分の中で騒ぐ存在にそんな事をつぶやきながら、少年は携帯をポケットに仕舞った。





十数分後。


「さて、お腹も膨れたところで」
『殴り合いか?』
『なんですぐ喧嘩に持っていくんですか』
『そんな事よりおうどん食べたい』
『今食べたばかりでしょうよ・・・』
『おし、体借りるぞ真也!』
『させません!』
『射羅!離せ!』
「・・・もう少し静かにしてよ」

言いながら、真也と呼ばれた少年は目的地に向かって歩きだした。










「それにしても、男には肩が狭い世の中だよね」
『そりゃあ同意だ。つっまんねぇのなんのって』
『確かに、女尊男卑政策のせいで男が胸を張って歩ける時代は過ぎ去りましたからね・・・』
『そーだよねー』


女尊男卑、とはなんなのかを話す前に、この世界で最強と言われている兵器を話そう。


インフィニット・ストラトス。
通称『IS』。

2012年、日本の周辺国家の軍事コンピューターがハッキングを受け、ミサイルが発射された。


その数、2000発を超えた。



しかし、ミサイル群は一切日本には直撃しなかった。


突如現れた未確認IS『白騎士』によって、全てが迎撃されたのだ。


その白騎士を捕獲、ないし撃墜する為に、周辺国家は軍を派遣。
白騎士と交戦したのだが、結果は圧倒的だった。





































捕獲・撃墜も出来ずに白騎士は日暮れと共に消えていった。
死傷者は0。
出撃した艦艇や戦闘機のパイロット達にも死傷した者はいなかった。





それによって、『ISは現行のあらゆる兵器に勝る』事が証明されたのだった。


しかし、ISには欠陥が二つほどある。

一つは、ISの心臓とも言うべき、ISコア。
これが、作成できなかったのである。

外装は出来たが、ISコアだけが作成できず、ISは使わ
前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ