第六十一話 真実
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いた。
ルナ「アクセル!!?」
身体は白く、瞳は紅いままだったが、ルナはアクセルが自身のよく知るアクセルであることに気づいた。
彼女がよく知る、会いたかった存在。
アクセルはルナを庇いながら頼りになる笑顔を向けた。
アクセル「待たせたね、遅れてごめん」
ルナ「アクセル…!!」
嬉しさのあまり涙を流す。
奇跡はそれだけではない。
意識を取り戻したエックス達が起き上がる。
エックス「アクセル…」
エックスもルインもゼロも笑みを浮かべて立ち上がる。
全員の身体から光が放たれた。
エックスはイカロスアーマーとヘルメスアーマーの長所を合わせ、かつてのアルティメットアーマーのデータを融合させた新アルティメットアーマーを身に纏う。
ゼロは再び強化形態になり、シグマの愛剣、Σブレードを拾う。
忌ま忌ましいが、自身の持つ武器より遥かに高性能なのは確かなのだ。
所有者がシグマからゼロとなったことで光刃の色が禍々しい緑ではなく、金色に変わっていた。
ルインも再びOXアーマーを身に纏う。
オーバードライブを発動し、アルティメットセイバーの出力も最大まで引き上げ、構える。
ルナ「アクセル…」
アクセル「さあ、ルナ。とっととあいつを倒して一緒に帰ろう!!」
ルナ「…うん!!」
ルミネ「愚かな…プロトタイプが1人増えたところで、私に叶うものか!!」
光の矢がエックス達に迫る。
エックス「散開!!」
ルイン「うん!!」
エックス達はダッシュを駆使して回避する。
そしてエックスはバスターをルミネに向ける。
ルミネは嘲笑を浮かべてバリアを張る。
エックス「喰らえ!!プラズマチャージショット!!」
アルティメットアーマーのプラズマチャージショットがバリアにぶつかる。
ショットはそのまま消滅するのではなく、プラズマがバリアに傷をつけていく。
プラズマチャージショットはそれ自体が強大な威力を誇る上に着弾点にプラズマを生じ追加ダメージを敵に与える特性がある。
バリアに無数の罅が入った。
ルイン「もう1発!!喰らえ!!」
オーバードライブと併用したチャージセイバーをバリアに叩き込むと、バリアが消滅した。
ルミネ「馬鹿な…!!?」
アクセル「スパイラルマグナム!!」
ルナ「メガトンクラッシュ!!」
アクセルはアントニオンの特殊武器による銃弾、ルナはVAVAとの戦いで回収したDNAでイグニスに変身すると、火炎弾を放つ。
銃弾はルミネの右側の翼を貫き、火炎弾はルミネの身体を焼いた。
ルミネ「馬鹿な…この私がプロトタイプ如きに…!!有り得ない!!」
ゼロ「そういう過信が敗北を招く」
背後から聞こえた声に、後ろを振り向くとブレ
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