02ナルトvsヒアシ
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「平和になったと思ったらまた事件か・・・」
二年前の戦争の後六代目火影に就任したはたけカカシ。そのカカシに報告書を提出しているのは木ノ葉の暗部、サイだ。
「ここ数日にわたり起きている大量失踪事件ですが調査によると全てジャシン教に関係していると思われます」
大量失踪事件、ここ最近忍界で起きている事件だ。各国に点在する教会が被害に遭っている。そして被害にあった教会すべてがジャシン教を祭っている教会だ。ジャシン教というのは「汝、隣人を殺戮せよ」を教義とする宗教だ。かつての暁の一人飛段が信仰していた宗教であったが大戦の後多くの信者がジャシン教から離れていった。今回の失踪事件はそのジャシン教の教会で起きている。
「そういえば事件のあった時間の前後、自分のことをジャシンと名乗る者が目撃されています」
「そいつの捜査にも何人か回さないとねそーだサイちょっとお使い頼まれてくれない?」
「カカシ新しい情報だ」
そのタイミングで入っててきたのはナルトの親友、うちはサスケだ。二年前の戦争のあと忍界を旅しているサスケではあるが希に木ノ葉に帰り旅で仕入れた情報を忍五大国に提供している。かつての事が有りあまり火影以外の里長とは会わないが実は、雷影に『うちはサスケは元気か?』と心配されているが本人は全く知らずあまり雲の忍とは合わない(ただしキラービーはサスケとは友好的な関係である)。
「サスケたまにはサクラのとこよってあげてよこの前サクラがいない時に来て帰ったあと大変だったんだから・・・」
そう言って壁を見るカカシ。サスケもそこを見るとまるで何かを隠すように不自然に貼られた掛け軸があった。
「後で会いにいく・・それよりカカシ砂の近くの宿場街で大量殺人事件だ街のいたるところに血で書かれた丸に三角の紋章があった」
「?!サスケ今すぐ奈良一族にあの森に行くよう伝えてくれ!!」
カカシのその指示を聞きサスケはすぐに部屋を出る。
「まさかあいつが復活してるのか?」
「日向って結構いたんだな」
立ち合いの義の日、ナルトは日向家に来ていた。そこで集まっている日向の人数に驚きながらヒアシのところに行く。相手を殺しさえしなければ忍術をいくら使おうと関係ないこの組手おそらくほとんどのものがナルトの方が強いと思っている。
「ではこれより立ち会いの義をはじめる!!ルールはただ一つ相手を殺さないこと!!でははじめ!!」
立会人の合図とともにナルトとヒアシが互いに攻撃を仕掛ける。ヒアシの柔拳に対しナルトは普通の体術で迎え撃つもやはり柔拳の方が勝り簡単に吹き飛ばされるナルト。
「影分身の術!」
ナルトが印を結ぶと四体の影分身が現れる。分身は全てその場から別々に去っていく。一方のヒアシは白眼を発動させ本体ではなく分身の方を追いかける。
「八卦空掌!!」
すぐに分身の一人を仕
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ