02ナルトvsヒアシ
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留めたヒアシは次の分身のところへ向かおうとする。
「螺旋丸!!」
「回天!!」
ナルトの十八番である螺旋丸、それに対しヒアシは回天で迎え撃つ。互いに弾き返されあった二人はすぐに体制を立て直す。
「さてそろそろ行くってばよ!!」
ヒアシの白眼が捉えていたナルトの分身が消え代わりにナルトの目に隈取りが現れた。ーー千人モードだ。ナルトは最初に出した影分身に仙術チャクラを練らせその分身を消すことにより仙人モードになった。仙人ナルトの蛙組手とヒアシの柔拳がぶつかり合い激しい衝撃波を放つ。しかしこれでやっとヒアシの柔拳と互角になったのだ。
戦闘開始から二時間
二人の激闘は日向家から場所を移し一楽のある通り、第三演習場、商店街と移動していた。しかし互いに決定打を与えられず現在の火影岩の上で互いに息をついていた。
「柔拳法八卦頑徹掌!」
「超大玉螺旋丸!」
互いに残るチャクラをつぎ込んだ最後の一撃。それは・・・
「・・こんなところで何してんの?」
シカマルの影真似の術に止められた。
「六代目それに奈良のものか悪いが邪魔しないでいただきたいこれは大切な儀式だ」
「だからってやりすぎっすよヒアシさん」
「義父さんこの組手俺の負けだってばよ」
突然降参するナルト。それもそのはず殺さないというルールがあるがつい熱くなった二人は全力を尽くし互を殺す寸前に至っていた。ヒアシもそのことに気づきひとまず組手は決着した。
「カカシ先生用があるならあの場所で言ってくれってばよ」
立ち会いの義が終わってからサイから『六代目が用がある』と伝えられ火影室に来ていた。
「ナルトお前にさ上忍昇格の話が来ているんだ」
「え?」
忍の階級には下忍、中忍、上忍、特別上忍、暗部、そして里を治める影がある。それぞれの階級に合わせて任務が振り分けられる。しかし例外があり実力があるものは下忍でもSランク任務を与えれることもある(ただし上忍がその任務に参加する必要がある)。実はナルトは中忍試験を受けていないため現在の階級は下忍であり何故かそのナルトに中忍を飛ばして上忍昇格の話が来ている。
「上がね英雄が下忍なのに納得できないらしいのよ・・まぁでもさすがにイレギュラーだからね特別試験だ」
そこで一息ついたカカシは続けて試験の内容を告げた。
「スリーマンセルで火の国の外れにある第77演習場を突破してもらう。メンバーはナルト、お前が決めろお前を含め三人だそれとこの試験に参加する中忍はお前が合格すれば上忍に上がれる」
「わかったってばよ!!」
それから二日後ナルトは選んだ班員、ヒナタとシカマルと共に第77演習場に向かった。
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