第10話
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
四肢を切断され、首を斬られた筈の束が元気にじゃれ憑く様に放棄に尋ねた。箒は、
「大丈夫だ。姉さん、何時でも行ける!」
と自身満々に頷くと、工場内の広い空間に様々な機械や器具が円形に並べられ、その真ん中にある機械的な鎧の様な物が有った。それを箒が装着した。
「IS(インフィニット・ストラトス)システム解放!さあ、行こう箒ちゃん!全世界の愚民達から古い概念を捨てさせよう。第0世代『緋騎士』何時でも行けるよ」
と束がGOサインを出した。箒は、両目を見開いて首に掲げてある束と半分にした宝石を見つめた後、空を見上げた。
「『緋騎士』出る!」
と言ってハワイ上空に飛び出した。
「さて、私も仕事しますか!」
と言いながら、半分にした宝石を見た。そして、怪しく微笑んだ。
宝石は、怪しくも美しく変わらずに輝いていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ