第10話
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を歓迎するよ。君たちのおかげで色々と技術発展が海自は元より陸自、空自など様々の向上発展が出来たから、皆の代表としてお礼を申すよ」
と言いながら、二人は、握手をした。
「お義父さん、この人達は?」
と近くまで来た一夏が茂に話しかけた。
「ああ、一夏か、この子が私たちの孫の一夏だ。一夏、この人達は、私の友達だから挨拶しなさい。」
「よろしくお願いします。織斑一夏です」
と元気に礼をしながら、一夏は挨拶をした。
「よろしく、一夏君」
と群像も笑顔で握手をした後、イオナも同じように挨拶をした後、握手をした瞬間其れは起こった。
一夏とメンタルモデルたちの邂逅はそれが最初だった。そして、一夏の運命の人も。
イオナと一夏が握手した瞬間、一瞬光が二人の視界を遮った。
二人が目を開けた時には、今までいた所ではない別の所にいた。
「なぜ、私は、霧の艦隊用のチャットルームにいるのだろうか?後、なぜ、普通の人間がここにいるのだろうか?」
と顎に手を置き、少し考える仕草をしたが、一夏によって中断された。
「あのう、此処は何処ですか?ええっと、イオナさん?」
少し困った表情ながら、一部のメンタルモデル(ツンデレ重巡と)が思わず、『可愛い』と思ってしまうような感じをしながらも、イオナは、その答えを出した。
「ここは、私達メンタルモデル用の交流する場所。貴方たち、人類は普通は来られないはず、貴方は何者?」
と聞いた後、一夏は少しびっくりしながらも、少し考えた後、真剣な眼差しをイオナに向けた。
「なるほど、此処はそういう場所なんだ、それなら納得がいく。イオナさん、此れから見る物に驚かないでほしい」
と言うと、一夏の身体が変化し出した。そして、茫然するイオナを見ながら、完全変化した一夏が話した。
「これが、今の自分。正真正銘、人類という種を超えてしまった存在だよ。でも、今とても、うれしい」
「うれしい?」
「そう、うれしいんだ。こんな経験初めてだから、これからも時々ここに来てもいい?」
と一夏は聞くと、イオナは、少し困惑しながらも、
「いつでも来てもいい。その時は、他のメンバーにも紹介しよう」
と言った後、二人は、改めて両手でしっかりと握手をした。
一方、現実では、二人が握手しながらも、固まった様子を見て、群像は、「まさか、な」と思いながらも茂に「しばらくこのままで」と言うと、暫くして、一夏とイオナが握手を解いた。
「一夏、大丈夫か」
「茂叔父ちゃん、自分は大丈夫だよ」
「イオナ、何があった」
「群像、心配しなくても大丈夫」
とそれぞれが答え、それぞれの父とパートナーがホッとした。
一方の千冬は、少しだけ、レセプション会場の隅に移動し。ちびちびとジュースを飲んでいた時に、ふと、誰
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