第10話
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にしながらも手を握ってホテルのフロントに向かって行った。
フロントに着いた頃、父である茂がキッチリと第2種礼装に身を包み、高嶺たちを待っていたが、高嶺たちが来ると。
「皆綺麗だ」
と言ったと言葉が出なくなった。自身を奮い立たせて
「では、みんな行こうか」
と、しっかりとした足取りと共に4人でホテル前に待機している送迎車に乗り込んだ。
暫く送迎用の車に揺られた後、レセプション会場入口付近に車が止まり、警備兵が車のドアを開けた、茂と高嶺が手を繋ぎ、一夏と千冬も習って手を繋いだ格好でレセプスション会場の入り口で招待券を見せた。レセプション会場は、周囲を4重にも警戒ラインが牽かれており、周囲に偽装させながらも対空ミサイル発射装置や対戦車ミサイル発射装置などが多数設置されており、周囲も諸々しい警備体制であった。
その中で行われた今日のレセプションパーティーは、遂に開会式が行われた。始めに主催者であるアメリカ海軍太平洋艦隊司令が挨拶をした。
「紳士淑女の皆様今晩は、ようこそレセプション会場へ、私達は、皆様を歓迎します。(中略)さて、今回の環太平洋演習では、過去最大の参加国及び艦船が参加します。遠くは欧州各地からの参加もあり大変うれしく思いますが、しかしながら、ある事情の為にドイツ艦隊の参加は取り消しになりました。(中略)さて、今回は、演習の他にも、参加国のすべての老若男女が楽しめるように様々な企画をご用意していますのでお楽しみに。さて、このような私の話は、此れ位にして、参加国の代表者の挨拶の後、各人今日のこの日を思いっ切り楽しんで下さい。以上、私の話は終わります。有り難う御座いました」
と言った後、様々な参加国(日本も含む)の代表者が挨拶した後に、それぞれの交流会が始まった。
そんな中、伊401のクルーも出席しており、其々が其々の楽しみ方をしていた。
「おいしいか、イオナ」
「うん、美味しく食べているぞ。群像」
「ああ、イオナ姉さま、私にも食べさせてください」
と,ヒュウガがイオナに食べさせて貰おうとしている中、イオナは、局地型のクラインフィールドを形成した。そんなことを少し苦笑しながらある人物を見つけた為、「少し、離れるよ」と言いながら件の人物に向かって歩み出した。
「お久しぶりです、円谷司令」
と言いながら、綺麗な敬礼をした。
「おお、随分とお久し振りじゃないか、群像。」
と笑顔で、茂は答えた。
「どうだ、楽しんでいるか?」
と聞いた後、イオナが群像のそばに来た
「群像、この人は」
「ああ、陸自の司令官で、自分をよくしてもらっている」
「君は、そうか君が「霧の艦隊」のメンタルモデルか」
「そう、私が、「伊401」のメンタルモデル」
「はじめまして、「伊401」私は、貴女
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