第9話
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、様々な事が立て続けにおきた。そう、「霧の艦隊事件」の為にさらなる混乱が起き、中々人員の確保が難しかったが、遂に
一年後。
ここは、束と簪との戦闘が行われた無人島である。終始この戦闘をずっと監視していた者が居た。高度約一万メートルこの日は所々に雲があったが、この者には、そのようなものは関係なく鮮明にはっきりと写りこんでいた。それは、人類が持つ、航空機などではなかった。その身体は、全体的に節足動物のサソリに似た身体中に突起物があり、背中と副部分に円盤状の物が備えてあった。その身体の構造は、未知の地球外の物質であった。
識別個体名「E−0R:スコープ・レギオン」である。
一夏との融合したレギオンが、一夏の知識と地球内の情報法を統合し、レギオンチャンパー内で独自に進化したタイプであり、主な行動は、主である一夏に周囲の情報と監視した情報を速やかに運ぶという任務である。その為、戦闘能力は皆無であるが、強力な電子妨害と空間上のありとあらゆる情報の盗聴である。なお,命名は一夏本人である。
そのレギオンが今まで見た情報を速やかに隠密に運ぶ為に強力な光学迷彩と共に高速スピード(マッハ5クラス)で主のいる島に向かった。
そして、その頃、一夏とその家族は、ある出会いをし、姉の千冬の永遠のライバルとの初邂逅であった。
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