暁 〜小説投稿サイト〜
アクセル・ワールド 〜赤龍帝の拳〜 (更新凍結中)
第四話 現在の立ち位置
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、おい。なに勝手に自己完結してんだよ。」
姫はもう一度コーヒーを飲む。
「説明をする前に、色々と話しておかなければならない事がある。」
「おおそうかそうか。だから俺の質問には意地でも答えないと。そーゆーアレですかね?」
「ふむ。まあ、取り方によってはね。」
あははははは〜、と、和やかな笑いが流れる。だがしかし!そんなんで俺の怒りを鎮められると思ったら……
「では、早速本題に入るとしよう。」
カチッ
直結されました。怒るに怒れねえじゃないですか…………
それから聞いたのは、これまでのこと。
俺がいなくなってから、姫がレッドライダーを殺したこと。
その後、皇居の四神に挑戦したことにより、俺たちの。もとい姫のレギオンは、全滅したこと。
その時、メンバーの一人は俺と同じく、レベルドレインを食らったこと。
そして、今の加速世界は、停滞状態にあるということ。
『馬鹿げてるな……』
ポツリと直結したまま、俺は言った。
その時、姫はいつものような余裕の笑みを浮かべた。
『君なら、そう言うと思ってたよ。』
『いや、そう言うしかないだろ……』
なにを言うと思ってたんだよ。それしか言うことないだろ。
こっちの気持ちを知ってか知らずか、姫はおもむろに口……なのか?それを開いた。
『私は、君に嫌われると思った……』
…………………なんで?
心底疑問だった。なぜ俺が姫を嫌うのだろう?
『その……ライダーとは、親友だったのだろう?』
ん?ああ。そういえばそうだったかも。
『確かに親友だったかもな。同じ赤系列だったし。』
でも、と人置き入れる。
『加速世界は……まあ、言いたかないけど、結局は弱肉強食の世界だろ?』
だから、ライダーが負けたのは当人の力不足。油断したかもしれないし、不意打ちだったかもしれない。
しかし、それは姫の所為ではない。
『俺だって、いつ消えるか分からない身なんだ。だから、その、うまく言えないけど、俺は君を責めることなんて出来ないし、するつもりもないよ。』
だって俺は……
と、先を言おうとしたがやめた。ここからはまだ言うべきではない。
『えっと、それで?なんか他にも話すことあるんだろ?』
『ん?ああ。そうだな。話を戻そう。』
姫はもう一度コーヒーを飲み、姿勢をただした。こうして見ると、やはり彼女は育ちのいいお嬢様というイメージが、強くなる。
重要そうな話なので、俺も一度オレンジジュースで、喉を潤す。
『端的に言えば、私はリアルアタックの恐れがある。』
『ブッフううううううううう??』
思わず口に入っていたオレンジジュースを吐き出す。
リアルアタックとは、加速世界だけで
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ