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大陸の妖精
TEAR(涙)
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見送る中、船はハルジオンに向かっていった





そして、島の上でアルトたちの船を見送る者たちがもう一組


ユウカ「行っちまったな」


トビー「な・・・泣いてなんかないモンね!!」


ユウカ「てか・・・なぜ泣く」


シェリー「いいんですの?せっかくわかりあえた弟弟子さん・・・すなわち愛」


リオン「いいんだ」


その時リオンはアルトに言われた言葉を思い出す


「仲間がいて、ライバルがいて、きっと新しい目標が見つかる」



リオン「なぁ・・・ギルドって楽しいか?」













魔法評議会会場 ERA


ウルティア「デリオラの件は残念だったわ、ごめんなさいねジークレイン様・・・まさかあの女の魔力があそこまで強大だとは・・・」


ジークレイン「まぁ、仕方ねえさ・・・さすが既に死んでるとは思いもしなかった・・・それに・・・あまりそんな言い方をするもんじゃねえぞ」


ジークレインが胸の称号を持ち上げて言う



ジークレイン「俺はオマエの母を尊敬してるんだ、ウルの涙ウルティアよ・・・生きていれば間違いなく『聖十大魔道』の一人となっていただろう」


ウルティア「かいかぶりすぎよ、母は魔の道にとりつかれすぎて父に見捨てられたみじめな女」


ジークレイン「失ったものが大きければ大きいほど手に入る力は強大なものとなるんだぜ」


ウルティア「私は母の中では小さな存在よ」


ジークレイン「どうかな・・・幼い弟子を育てたのも――」


ウルティア「その話はおしまい?」


するとウルティアがジークレインの口に指をあて、口を封じる



ウルティア「それより次の段階へ進みましょ」


ジークレイン「てか・・・おまえ・・・」


その時、ウルティアの頬が大きく腫れる



ウルティア「きゃああああっ!!!何コレェ!!?」


ジークレイン「はっはっはっ、今頃ハレてきやがった」


腫れたウルの頬を見て笑うジークレイン



ジークレイン「そういえば、アルトレアと戦った感想は?」


ウルティア「私は半分も力を出してないとはいえ見事だったわ・・・あの子はサラマンダー同様、もっともっと強くなるわよ」


ジークレイン「だろうな・・・アルトレア・・・俺の理想のために・・・強くなるがいい」













マグノリアの町――――――――――――――――――――――――



ナツ「帰って来たぞー!!!」


ハッピー「来たぞー!!!」


グレイ「しっかし、あれだけ苦労して報酬が鍵一
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