夢の世界
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此処は、世界の裏側にひっそりと隠れている世界。
一人の神と、一人の救世主が創り出した理想郷。
その名は「神の国」
そんな夢の住人達は、争いを好まず平和を愛し、何不自由無く暮らしている。
国の平和を保つ為に、救世主はある掟を造った。
一.生き物を殺してはならない
二.盗みをしてはならない
三.性欲に溺れてはならない
四.嘘を付いてはならない
五.憎しみを生んではならない
これらの掟を「五戒」と呼び、犯した者には厳しい罰があると恐れられ、人々は常にその掟を心得ている。
そして新たに、夢の住人が加わった。
『皆。新しい住人が増えた。彼等もまた、皆と同じ苦しみや痛みに耐えて来た者達だ』
王宮から国民達を見渡す救世主の隣には、新たに加わる五人の住人達が並んでいた。
『これからは、我々と共に暮らし平和を愛し続けよう』
「メシア様ァー!」
「メシア様!」
救世主の一言で、国民達は名前を叫び盛大な拍手が生まれた。
『今日から此処(王宮)が皆の帰るべき家だよ』
そして、救世主は笑った。
to be continued
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