九校戦編〈下〉
九校戦四日目(5)×ほのかの波乗りと名無しの力本領発揮
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風と地からのセンサーが働いてから引き金を引いた後に風の弾丸で粉砕している事を話すとそれは隊長しかできない事ですねと言っていたけどね。そして吉祥寺との試技が開始されてから、不可視の弾丸(インビジブル・ブリット)で対抗しようともその時には既に粉砕していた。対象のエイドスを改変無しに直接圧力そのものを書き加える魔法なので、引き金を引いたら標的を圧力で砕いてるような感じであるが、速度も精度も名無しの方が上だと感じた吉祥寺。そんで試技が終了して優勝は一高名無し選手で準優勝は三高で三位は一高の森崎となった。
『ここで名無し選手がどうやって撃ったかは、遥か上空を見れば分かりますよ。カメラを上空にいる名無し選手を映し出そうとしても、無理があるようですので降りてきてもらいましょう』
「ええ!上空にいたのお〜!」
「真由美、マルチスコープで確認できたか?」
「ちょっと待ってて・・・・・いたけど、上空一万フィート以上にいるわよ!」
「上空一万フィート以上って飛行機が飛ぶのと同じ高さで撃ったって事ですか!?」
そう驚いていた会長達三人とエリカ達六人だったがだんだん黒い点みたいなのが見えてきたと思えば、頭を下に向けていたのでこのまま落ちると思った観客達だったが有効範囲エリアのところで身体の向きを上手に変えながら着地してきた名無し選手だった。
「あんな高さからどうやって静かに着地したの!?もしかして飛行術式?」
「それは違いますよ会長。名無し様は小銃携帯デバイスしか持っていません、となるとエレメンツの一つである風で飛んでいただけです」
そう言う深雪の答えは、着地してきた名無し選手が持つ小銃形態の汎用型を持っていた。それを使い複数の魔法を使っていたとされていたが、飛んでいたのは先月発表された飛行魔法だと観客達は勘違いをしていたので、司会である沙紀が持つマイクを持った名無し選手だった。
『観客席にいる諸君たちは一つ勘違いをしている、俺のデバイスはこれのみであとはどこにもないぞ。俺が使ったのは飛行術式ではなく、エレメンツマスターである俺だから使えただけの事。風を操り自由に飛ぶ事が可能だ、俺の周辺にある風が分かるだろう?』
そう言った後に会場周辺を飛んで見せた名無し選手は、色をつけた風で飛んでいるという証拠を見せた後に名無し選手は会場から姿を消した。その後、会長達は天幕へ戻った。エリカ達はホテルに戻ったが、天幕に戻った会長達は深雪に一真を呼んでくるように指示を出してから戻った。男子スピード・シューティングは、一高の選手は予選落ちをしたそうだ、運動競技でも盤面遊戯でもやる気が無ければ勝利が無い事は知っているようにそれは魔法競技も同じだった。チームメイトの活躍を見てから、「今
度は自分が」と意気込むところまでは良かったが、勝利を勝
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