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鈴仙の生活日記
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「危なかったな…良かったぜ。」

私の前には箒を持って妖夢の剣を防いでいる人がいた。
つばの広い帽子をかぶり、白黒の格好をした彼女…

「魔理沙さん…」

「大丈夫か?鈴仙。こいつ何者だ?」

私にもわからない…こいつが、何をしようとしているのかも…

「…! 魔理沙……厄介ね…一時撤退しますか……」

そうつぶやくと妖夢(?)は飛び去っていった。

「おい! 待て!」

魔理沙さんが叫ぶも、妖夢は止まることなくどこかに行ってしまった。

「なあ鈴仙。あいつは何なんだ?」

「私も…わからないんです。妖夢に話しかけようと、近寄ったんですけど…」

鈴仙はあったことを全て話した。
魔理沙さんはそれを聞くと私を無理やり箒に乗せ飛んだ。

「ちょ、ちょっと……魔理沙さんどこに行くんですか…?」

「文のとこだぜ。情報集めてもらうんだぜ。」

納得。

それからしばらくして妖怪の山についた。
入口には椛がいて事情を説明することになったのだが…

「それは本当ですか?証拠はありますか?」

―――山を守りたいという気持ちは誰にも負けないんだろうなぁ…

「しょ、証拠は……ないんだけど……」

困った。
悩んでいるところに文が飛んできた。

「あやや〜?みなさんこんなところで何を?」

「あ、文さんすみません。魔理沙さんたちが文さんに会いたかったそうです。」

「それはちょうど良かったですね。何の用ですか?」

「それがな、妖夢の様子がおかしいんだ。情報集めてくれないか?」

本当は私たちが白玉楼とかに行けば済む話なんだろうけど…
あいつは私たちを知っているから…下手したら、いや下手しなくても交戦状態になるだろう。
そういう説明含めすべてを文さんに説明すると、文さんは「分かりました」と言って飛び去っていった。

「さて…用事は済みましたか?」

「ああ。ありがとな〜椛。」

「時間取らせてすみません。山を守るのが私の仕事ですので…」

それはひしひしと伝わってきている。
そう思いながらも私と魔理沙さんは妖怪の山を後にした。
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