第8話
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にあらゆる海域を航行していったが、日本及びEUなどを筆頭とした多くの国々がこれを認めた。(但し、アメリカは、自国の軍事力の崩壊を恐れ、反対した。それと現在も内乱状態の中国及び韓国領海内には一切近づく艦は無かった。)
そして、日本及びEU各国は、その艦隊からの情報提供及び技術交流が活発に行われた。また、交流の為に艦隊から「メンタルモデル」と呼ばれる者達が出現し、より活発な交流が進められた。
そして、2041年 ハワイ州オアフ島
高嶺に率いられ、ホテルに向かった一夏とほぼ同時刻にオアフ島内の湾に設けられた「霧の艦隊」専用の停泊地にある団体がオアフ地に足を付けた。
「ふう、久しぶりに地に足を付けたなあ。なぁ、群像もそう思うだろ」
と
橿原杏平(かしはら きょうへい)が、千早群像(ちはや)に聞いた。
「ああ、今まで、随分と海を旅してきたからな。うれしいか,杏平。そういえば、イオナは随分と久しぶりじゃないか」
「おおう、うれしいね。久しぶりに欲しいアニメDVDを買わないと!」
と杏平は、嬉しそうに財布を取り出しながら、某有名アニメショップに向かった。
「やれやれ、艦長はこれから如何するんですか?」
と織部僧(おりべ そう)はマスクの中から声を出した。
「ああ、暫くこの辺を出歩くつもりだ。後は、皆自由に行動してくれていいぞ」
と返答した。
「なら、新しい服買わないと!」
と八月一日静(ほずみ しずか)は、 四月一日いおり(わたぬき いおり)の手を掴むと、走りながらショッピングモール地へと向かった。
「群像、私は一緒について行く...」
と次の言葉を言おうとした所、突如
「お姉さま〜、ヒュウガも一緒に行きます〜」
とイオナにヒュウガが飛びつき、頬擦りした。
「群像様〜、私もご一緒にお願いします〜」
とタカオが岸辺に降り立ちながら近付いてきた。
此処に集まった、イオナ,ヒュウガ、タカオと呼ばれる少女たちは、「メンタルモデル」であり、それぞれ、伊号401、戦艦日向,重巡高雄と呼ばれる霧の艦隊の一隻であった。
さて、群像たちが町の方に歩き出して行った。
さて、ここハワイ州オアフ島には、企業関係者も多数出席する為に専用のエリアが設けられていた。その中には、某有名会社も国際色豊かにあったが、それぞれがそれぞれも思惑が交差していた。もちろん裏社会の人達も集まってきており、リムパック前に各国の企業、裏社会間のスパイ,抗争合戦が繰り広げられていた。
そんな中、D&Aindustry(Dunois AND Alcott industry(日本名 デュノア & オルコット インダストリー))のイギリス・アメリカ方面代表取締役であるマクレーン・オルコットとその愛娘である、セシリア・オルコット
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