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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈下〉
九校戦四日目(2)×名無しの実力とハンデ
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れてからバトル・ボード会場に行った。蒼太と烈も一緒だったが烈は他で見ていると言い、俺と蒼太だけレース場に向かった。

『さて、ここで蒼い翼特別推薦枠を掴み取った選手が出てきました、真っ黒でサングラスの者は名無しさんです』

そう言ってから俺は第二レースの予選女子に混ざったが、バトル・ボードでのハンデはこの鉄板で出来た重いボードをした形で試合に望む事だ。試しにボードをレース場のとこに置いたら沈んだので手元に戻した。

『蒼い翼特別推薦枠を持つ者は新人戦でのハンデが付いてますが、バトル・ボードでは重さ何キロの鉄板をボードとして試合に望むそうです』

鉄板ボードを水路に置いてから、俺は選手たちの後ろにいた。そんで格好は真っ黒の服にサングラスだから、格好から怪しいと言われたがすぐに試合開始で理解した観客達だった。レースが開始となった直後に、選手たちはスタートしたが俺は水術とエスパーに風術の合せで進んだ事に驚いたが最初のカーブがあるため、選手たちは減速したが俺だけは加速のままだった。誰もがぶつかると思った瞬間に消えた。

「消えた!」

「どこに行った!」

観客達もどこに行ったと思えば、カーブの後の直線に俺がいた事に他の選手たちも理解不能だった事に驚くが次の曲がるところになると消えたと思えば次の直線で姿を現した事にどんな魔法を使っているのか見当も付かなかった。これについては真由美たちにも通信が入った事とスピード・シューティング会場にある大型スクリーンから名無し選手がバトル・ボードに出場しているのが見えたのだった。

「名無し選手が使っているのは、普通のボードではありませんね。あれは恐らく鉄板でしょう、それも何キロか分かりませんが重い物かと」

「鉄板を水路で走らせている時点で面白いが、カーブの時に減速せずに加速したあと消えたのは何だ!」

「恐らく瞬間移動でもしているんじゃないかしら?それでも現代魔法ではの話だけど」

一方深雪たちもバトル・ボードの試合を持っていたタブレットで試合を見ていたが同じ感想を漏らしていた。

「おいおい、名無しの奴は何を考えているんだ?鉄板じゃ水路に浮かぶ所か沈むぞ・・・・浮いている!?」

「それとカーブするところを減速ではなく加速のままだと消えたと思いきや、次の直線で姿を現した」

「恐らくですが、エレメンツと空間移動をしているのでしょう」

空間移動?と疑問符だったが、カーブのところで消えてから直線のところで姿を現すのは一真がよくやる空間から物を取り出すかのようにと伝えた。空間切断で消えたと思わせてからカーブ部分で消えるというのは、現代魔法でも古式魔法でもない。

「これはこれでハンデになるが、あまり面白くないがまあいいだろう。ガッド、俺が通り過ぎた後に水中機雷よろしく
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