無印編
序章
第二話 新たな生活の始まり
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めに玄関に立っていた。
「本当に出て行っちゃうの?」
「ああ、世話になった。朝食の例はまたいつかな」
「あ、それだったら」
桃子さんはポンッと手を叩き俺に目線を合わせるために屈んだ。というかなぜ人間の手からポンなんて音が出るんだ……
「朝食のお礼として私たち家族のことは呼び捨てで呼んで欲しいの?」
俺は自分の靴を履きながら「なぜだ?」と聞いた。
「だって少し上から目線の口調なのにさん付けもおかしいでしょう、それに私は悟志君とお友達になりたいから」
俺はその言葉に「なるほどな」と呟き靴を履き終わると立ち上がり桃子の方に体を向けた。
「分かった、それでは桃子、俺はここで失礼する。しばらくして落ち着いたら連絡を入れよう。それまでさよならだ」
「分かったわ、その時までさよなら悟志君」
俺と桃子はお互いに握手を交わして俺は高町家を後にした。
◇――――――――――◇
「取り敢えず最初は…」
俺は最初に役場に向かった。理由、そんなことは分かっていることだ戸籍を作らなければならない。俺と俺の両親分のを、なぜ両親のもというとそれが無ければそれを見た人間に怪しまれてしまう。そしてその後両親の死亡届を作って出さなければ。結局、俺一人で生活することになるから戸籍を作った時の書類と住民票、両親の死亡届に暗示をかけなければこれも普通に見られたら偽造だとばれればいろいろと面倒だから書類に暗示をかけるというよりも書類に目を通したら暗示がかかるという細工をする。まあこの世界は人間以外の種族も良そうにないから人間だけに通用する細工でいいだろう。取り敢えずこれがここでの俺のミッションだ。
〜一時間後〜
少し時間がかかったがまあこんなものだろう。周りの目は子供が居ると不審がられるからきちんと周りには大人に見えるように暗示がかかるようにしたからな。この後は金稼ぎだ、取り敢えず一気に変えを稼ぐにはあそこしかないな。
〜十分後〜
俺はバスに乗りこの場所まで来た。そうそこは岩肌がむき出しの山。俺はここですることは一つ、それは鉱物の採取だと言っても鉱物の原資を集めそれを結晶化し売る。こうして大金が手に入る。力はいまだ何故か不安定だがこのくらいなら問題なく行える。
「それじゃあ始めるとするか。我、大地の力を操る者なり、我が求めし原子よ、我が下に集まり形となせ!」
すると俺に手の中に小さな結晶が出来上がった。それが徐々に大きくなり半径20cmの大きな宝石の原石が出来上がった。
「まあこんなもんだろう。それじゃあ町に帰るか」
そして俺は町に帰る道中でこの宝石を包めるくらいの布を作り宝石を包んだ。そして宝石の課金ショップに行き宝石を売るとアタッシュケース二つ分の札束
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