第5話
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と、医師は、
「それは、個人的な意見ですか?それとも、命令ですか?」
と少し困惑しながら答えた。
「君とは、個人的にも長い付き合いなのだからわかるだろう」
とおどけながら言いながらも、その顔は、真剣そのものだった。
「分かりましたよ。では、暫くは、検査入院と言う事にしましょう」
と言うと医師の方が折れた。
そして、次の日
「ねえ、一ちゃん、千冬ちゃん。一緒に暮らさない?」
と朝方は役に目覚めた一夏と千冬に高嶺が聞いた。
「高嶺叔母様、なぜ、一緒に暮らそうと言うのですか?」
と千冬が聞くと高嶺は、優しそうな顔をしながら、
「なぜって、二人だけだと、色々と大変でしょう?それに、今少し何かしら物騒でしょう、それに、一緒に暮らしても、家名は変わらないように茂ちゃんが如何にかするって言ってたわよ」
と言うと、それを聞いていた千冬は、一夏に相談した。
「一夏は、どうしたいんだ?私は、一夏に判断を任せたい」
と言うと、一夏は、少し考えるように目を瞑った。一夏は、レギオンとの融合後、物事を少し考える様になっていった。
「千冬お姉ちゃん、僕は,茂叔父ちゃんと高嶺叔母ちゃんと一緒に暮らそうと思うんだけど、どうかな?それなら、千冬お姉ちゃんも、もう少し楽になると思うよ」
と言うと、千冬は涙を瞳に浮かべながら、
「一夏….」
と言うと、高嶺の顔を向きながら、
「よろしくお願いします。高嶺叔母ちゃん」
と言うと一夏と一緒に頭を下げた。
すると、高嶺は、
「こちらこそ、よろしくお願いね」
と言って頭を下げた。
さて、織斑家と円谷家の運命がまじりあって進んでいこうとする中で、日本の西側でも意図角家族がその運命を大きく変えようとしていた。
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