九校戦編〈下〉
九校戦四日目(1)×新人戦と名無しの力始動
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から、北山さんの処理能力が合ってこの魔法ですが」
鈴音の説明を聞いた後に、試技は終了となった。結果はパーフェクトとなった。
「・・・・真由美の魔法とは、発想がちょうど逆だな」
「・・・・よくもこんな術式を考えつくわね」
真由美の声は、感嘆の成分よりも呆れ声成分が多く含まれている。
「しかし・・・・面白いな。実戦では自分と攻撃対象の相対位置が常に同じという事はあり得ないから、射撃魔法として見れば実戦的ではない。が、空中に仮想立方体を設定するのではなく、自分中心にした円を設定して、その円周上に震源を配置すれば全方位に有効なアクティブ・フィールドとして使えないかな?」
「持続時間が問題ね。短すぎるとタイミングが難しいし、長すぎると自分が巻き添えを喰らう可能性が出てくるわ」
そう言いながら摩利は今夜一真を捕まえて、摩利のデバイスにインストールしてほしいと言ったが試合の邪魔だけはしないように言った。次はいよいよ俺の出番となるのか、選手が立つ位置の前には蒼い翼所属の桜花がマイクを持ちながら待機していた。
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