第六十話 Sigma
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その時である。
蒼い閃光がシグマの顔面に直撃し、ルインはシグマの束縛から逃れた。
エックス「ルイン、無事か!!?」
ゼロ「ふん、間に合った、か…」
ルナ「危なかったな?」
ルイン「エックス!!ゼロとルナも…無事だったんだね…」
エックス「ああ、間に合ってよかった…さあ、行くぞシグマ!!」
シグマ「フン、エックス、ゼロ…どうやらお仲間が到着したか。無駄なことよ。次世代の王たる我が力の前には何もかも無力よ!!」
額の銃口に再びエネルギーが収束する。
再びドゥームバスターを繰り出すつもりなのだろう。
ルナ「おっと!!やらせるかよ!!」
リフレクトレーザーによるクラッキングがドゥームバスター発射のギリギリで止めた。
エックス「お前の好きにはさせない!!」
イカロスアーマー装備のエックスのレーザーチャージショットがシグマに炸裂する。
シグマのコアにピシリと僅かに罅が入った。
ルイン「コアが傷ついている…もう少し!!」
エックス達が連携し、シグマにダメージを与えていく。
シグマのボディは、あちこちで亀裂が生じていた。
シグマのオーラが一目瞭然なほどに弱っていた。
ゼロ「貴様の負けだシグマ」
雷光閃が走る。
白き稲妻がシグマの胸を突いた。
コアの罅割れがもうひとつ生じる。
罅がコア全体に広がり、シグマの身体は崩壊寸前の状態となる。
シグマ「舐めるな!!ドゥームバスター!!」
ゼロ「っ!!?気付かれないよう、チャージしていたのか!!?」
エックス「下がるんだ!!エクスドライブ!!レイジングエクスチャージ!!スプレッドチャージショット!!」
エクスドライブとレイジングエクスチャージを併用し、スプレッドチャージショットを繰り出して相殺する。
シグマ「燃え尽きるがいい!!」
紅い光線が放たれる。
その威力は凄まじく、凄まじい熱量だ。
ドゥームバスターとは違い、チャージが必要ないらしく、手数を活かした攻撃をしてくる。
ルイン「くっ、シグマの奴、一撃必殺じゃなくて、手数で攻めてきたよ!!」
エックス「今度はこちらに攻撃させる隙を与えないつもりか…!!」
ルナ「うおおおおおお!!」
トリロビッチに変身したルナはアーマーの防御力を活かして、シグマに突撃する。
エックス「ルナ!!?」
ゼロ「無謀だ!!よせ!!」
確かにルナは変身能力により、遠近問わぬ戦いが可能だが、彼女が得意とするのはエックスとアクセル同様射撃であり、接近戦を得意とするシグマと戦うには力不足が否めない。
シグマ「プロトタイプの小娘め…お望み通り葬ってくれるわ!!」
シグマがブレードを構え、振り下ろされるが、一瞬でトリロビッチ
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