暁 〜小説投稿サイト〜
色々と変なIS学園物語
本編
第04話「イベント事に襲撃とかヤメテ」
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後

『こちら管制塔。各員現在の状況を報告してください』

通信機越しに虚からの声が聞こえてくる。


『東側マナ、異常ありませ〜ん』
『西側担当、ダリル・ケイシィ。こっちも何もおきてナイ』
『南担当、更識楯無。今のところ異常は無いわ』

っと俺か

「北側も異常無しだ」

『解りました。引き続き警戒をお願いします』

と、言われてもな…

『あ〜、暇ッス』
『こら、真面目にやりなさいいフォルテちゃん』
『うわ〜、普段生徒会の仕事サボってる会長に叱られた〜』
「アハッ、喧嘩売ってるならタダで買うわよ』
『帰って寝テ〜』

全員、やる気無いっと
俺もバイトいれたかったのにな〜

『交代とはいえ、朝からずっと警戒してて疲れてる気持はわかりますが、シャンとしてください』

虚の言うとおり、朝から学園外の警戒任務を交代で行っている。
その経緯は――

クラス代表戦でお偉いさんがたくさん来るよ〜

襲撃何てあったらさぁ大変!!

というわけで、上級操縦者達で警戒ヨロピク

解せぬ。

『いい加減、しりとりも飽きたわね』

楯無の言うとおり、暇つぶしに個人間秘匿通信(プライベート・チャネル)でしりとりをやっていたのだが…

『毎回、マナ(バカ)フォルテ(アホ)がビリで決まるしナ…』
『ダリィ先輩酷いッス!!』
『そうだよダっちゃん!! ボクはバカじゃなくて記憶力が悪いだけだよ!!』
「それを世間一般でバカって言うんだマナ(バカ)
『バカっていうなクー!!』

バカが何か騒いでるがスルー

『何でもいいから暇を潰せるのは無い?』
『…では、チェスは如何でしょうか?』
「別に構わないが……」

脳内チェスなんて出来んの俺と虚と楯無の三人だけだぞ?
それに…

『ハッ、全力で邪魔してヤル』
『皆で出来るゲームを要求するッス!!』
『そうだそうだ〜!!』

横やりが入るだろうな。
はぁ…時間的にはそろそろ1年生の試合が始まった頃か

『第一試合って何処だっけ?』
『えっと…、男子クラスと1年2組ですね』
『そういエば、この間急にクラス代表が変わったって聞イたガ』
『ええ、中国の代表候補生の凰鈴音さんが転校してすぐに前のクラス代表を半ば脅して変わったそうですよ』
「…原則としてクラス代表は1年間ずっと変わらないんじゃ無かったか?」
『中国政府からの圧力もあって、特例で変更になったのよ』

ああ、それで最近イライラしてたのか

前のクラス代表も可哀そうに、選ばれてなったのか進んでなったのかは知らないが、んなことになって上手くクラスが纏まるのかね…。

クラス代表はただ単に強ければいいわけじゃない。
全員を纏めあげる、
[8]前話 前書き [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ