第五十九話 VAVA
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
の顔面に突き刺さる。
頭に、亀裂が走っている。
まるでガラス細工のように繊細になったその頭。
その中で、1つの記憶が渦巻いていた。
…認められたかった……。
世界がどうなろうと、自身の知ったことではない。
ただ、最強のレプリロイドとなることで、自身の存在が認められればよかった。
たったそれだけ。
意識が朦朧とする中、エックスが白と青を基調にしたアーマーから白と赤を基調としたアーマーに切り換えたのを見た。
エックス「…ギガクラッシュ!!!!」
凄まじいエネルギー波に飲まれたVAVA。
理性が、その強靭な四肢が、凄まじいエネルギー波により、消えていく。
VAVA「(俺の名は…VAVA…俺は…お…れ……は…)」
胸中で呟いた言葉は誰にも解されずに光に飲まれて消えた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ