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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と海賊団2
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よく分かんないんだよねえ


呼ぶだけ呼んで、国に帰って貰おうかな


ずっとあそこで待ってるよりかはそうした方がいいよね


そう思ってイルカちゃんを呼ぼうとした時、


前方から数隻の船がこっちに向かって来ていた


…この船から誰が行くのか、


チラっと皆の方を見た時に二番隊の隊長が


小舟に乗って敵船へ向かって行くと一瞬で全隻を燃やすと


向こうから物凄い勢いで海の中を泳いでいる影≠見つけた


リオ「あ…」


その影≠ェ海の中から少しずつ顔を出すと


今でも燃えている船の残骸を飛び越え、


船の前で止まった


【姫様ぁぁぁぁぁ!!!!


ご無事で何よりですうううう!!!】


リオ「よくここが分かったね〜」


【僕の鼻は他のイルカより優れてますから!!!】


泣きながらドヤ顔で言うのもどうかと思うけどなぁ


トナカイ「ええええ!?」


すぐ後ろでいきなりトナカイが大声を上げると


気付けば二階にいたはずのビビ達が


私の横に来ていた


麦わら「すっげえええイルカだああああ」


ナミ「可愛い〜〜」


ビビ「イルカなんて初めて見るわ〜」


鼻男「おいチョッパー!何て言ってるんだ!?」


………え?


コイツまさか、動物の言葉が分かるの!?


……いやでも元々はトナカイだから


分からない訳がないよね!?


となるとさっきのイルカちゃんの言葉も聞いてたって事!?


これはかなり厄介な事になるな


【姫様!?この御方達は!?】


リオ「この人達と一緒にアラバスタまで行く


ここまで送ってくれてありがとね」


【左様で御座いますか、お優しい方達ですねー……―――ってえええ!?】


一歩大きく後ろへ下がったイルカちゃんが


全身から滝のような汗を流し始めた


麦わら「何だこのイルカ!おっもしれえなああ!


ギャーハハハハハ!!!」


麦わらが一人でバカみたいに爆笑してる間、


【な、な、な、なんとおおお!?】


イルカちゃんはイルカちゃんで今にでも泣きそうな顔をした


リオ「今言った通りだから、それじゃ」


それだけを言うと


驚きのあまりに小さくなったトナカイの腕を引っ張って


今でも驚いて固まってるイルカちゃんや皆から離れた場所へ連れて来た


トナカイ「お、お前ぇぇ!何者だぁぁ!?」


リオ「そんなに怖がらなくてもいいのに」


壁にピタっと背中をくっつけたトナカイが



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