第5話:ガイガンvsメカゴジラ
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はるかに上です。」
すると、モニター上に浮かび上がったアジア系の老婆が訪ねた。
「議員、それとドローンがどう関係するのですか?」
するとシンクレアは微笑みながら告げた。
「ハンさん、ドローンはガイガンの命令に従い動くのです。ドローンが一兵士であればガイガンはまさしく、指揮官といってもいいでしょう。」
「どのように動くのかしら?」
「この基地のコンピュータから指示を出せば、それで終わりです。ドローンはテロリストや犯罪者を追い詰め、ガイガンは怪獣を追い詰める。まさしくこれこそ未来の安全保障なのです。」
すると、シンクレアに黒いスーツを着た白人男性が訪ねた。
ハンサムな容姿をした30代ぐらいの青年だった。
「議員、ではパイロットはいるのですか?」
「いい質問ですな、それについて実際にみなさんそして世界中の人々により、わかっていただけるように目の前でデモンストレーションを行う予定です。何もおきません大丈夫です。」
議員が話をしていると、太った中年男性が近づいた。
男は今にも落ちそうな眼鏡を支えながら議員に伝えた。
議員は話の邪魔をされたことを少し不快に思いつつも、男の話に耳を傾けた。
「フォード・ブロディが逃走しました。」
議員はより、一層微笑むと老人たちに顔を向けた。
「みなさんも心配になっているでしょう、ではガイガンを操るパイロットは誰か?これから数時間の間、みなさんに今日の最後のプレゼンを行います。」
議員は中年男性に顔を向けると、表情を冷厳なものにした。
そして、冷たく告げた。
「彼女を解き放て。」
シンクレアの言葉を受けた中年男性はオペレーターたちに指示を出した。
その指示を受けたオペレーターたちはボタンを押した。
すると、空中を移動するガイガンの背中から一つの四角い脱出用ポッドが飛び出した。
その中には一人の女性がいた、身長は女性であったが187pあった。
そして、彼女の片腕は機械でできた義手をして目は赤いゴーグルに覆われていた。
やがて、脱出用ポッドはアメリカの山の中に落下していった。
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