第5話:ガイガンvsメカゴジラ
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の若さであったがGフォースのエースパイロットでもあった。
父親をゴジラ騒動で失い、被災していたところを女兵士のユリに助けられそれ以来は彼女の助手・恋人として公私にわたり指導を受けていた。
サム・ブロディが離脱した今、ダニエルがメカゴジラに乗る以外ないからだ。
ダニエルのパイロット技術は目を張るものがあった。
サムでさえ、スーパーメカゴジラになってでしか倒せなかったデストロイアを彼はたったメカゴジラ単体で殲滅したのだ。
彼は今、韓国にいた。
デストロイアとはまた対決することになった。
「ダニエル、気を付けて。相手はデストロイアよ。油断してはいけないわ。」
モニター越しにビビアン・グレアム博士は告げた。
ダニエルは緊張し、黙って首を縦に振った。
デストロイアは邪魔者がきたことに怒りに震えながら、頭の角を向けると一気に突進してきた。
ダニエルは、それをにらむとメカゴジラの体をひねらせ一気に回避した。
そして、ドリルをデストロイアの腹部に突き刺し、肉を抉り取って行った。
グギャアアアアッアッアアアッ!!!!!
悲鳴をあげながら、デストロイアは地面に倒れた。
その追撃をするべくメカゴジラはさらにドリルをつかいデストロイアの体を傷つけた。
デストロイアは怒りに震えながら、尻尾の先にあるハサミをつかいメカゴジラの体をつかんだ。
だが、メカゴジラはそれをよけるとデストロイアの体を持ち上げ、放り投げた。
「いい調子ね、さすがだわダニエル。」
「ユリが、夜通し僕にいろんなことを教えたからですよ・・・。」
ダニエルはそういうと、照れ笑いをしながら腕をかまいさらにデストロイアに攻撃を食らわせようと、目の赤いレーザーを発射した。
デストロイアは空中でそれをよけながら、大きな翼を広げると、メカゴジラにとびかかり攻撃を加えようとした。
その時だった。
ダニエルはふと、センサーが反応をしているのをみた。
大きさ150mの物体だった。
ダニエルは首を傾げた。
フォードはほとんど、別の任務で忙しいしこのあたりに航空機は着陸禁止といっておいたはず。
それなのになんだろうか。
別の怪獣だろうか?
「博士、何か来ました。」
ダニエルはそういったその次の瞬間だった。
デストロイアの体に青白い光が降り注いだ。
そして、デストロイアの体を貫くと、メカゴジラの方にも降り注いだ。
メカゴジラは身をひるがえして、それを避けた。
すると、地上に青白い光は降り注ぎ、辺り一面に巨大な爆風がつつんだ。
メカゴジラはその爆風に海まで吹き飛ばされると、顔をあげて、覗き込んだ。
すると、そこには巨大な煙で包まれたソウルがあった。
爆風に
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