月を破壊せよ
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アルト「ていうかさ、お前らってこの島に3年間いたんだよな?」
リオン「あぁ」
アルト「なんでこいつらの身体は悪魔になってないんだ?」
ナツ「!」
ルーシィ「た、たしかに!!!」
リオン「それは俺も疑問に思っていた・・・気をつけな、奴らは何かを隠してる・・・ま、ここからはギルドの仕事だろ」
そうして、リオンの話を聞いたエルザたちはすぐさま村へ向かった
アルト「おい」
リオン「・・・なんだ?」
アルトがリオンに声をかける
アルト「お前はこれからどうすんだ、目標が無くなっちまったんだろ?」
リオン「フン・・・貴様には関係のないことだ」
アルト「もしお前にその気があるなら、どっかのギルドに入れよ・・・仲間がいて、ライバルがいて、きっと新しい目標が見つかる」
リオン「・・・・・」
アルト「そうなったら・・・いつの日にか、勝負の決着つけようぜ」
リオン「く・・・くだらん・・・さっさと行け」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アルト「どうなってんだこりゃ・・・」
ナツ「村が戻ってるーっ!!?」
見ると、毒毒ゼリーの影響でボロボロになった村が元に戻っていた
ナツ「どーなってんだ!!まるで時間が戻ったみてーだ!!」
アルト「時間・・・!?」
「時間」という言葉を聞き、アルトは仮面をつけた魔導士を思い浮かべる
アルト「まさか・・・アイツか・・・?」
ルーシィ「どうしたのアルト?」
アルト「いや・・・なんでもない・・・それよりも荷物をとってこようぜ」
ルーシィ「そうだった!あたしたちの荷物っ!!」
アルトとルーシィが荷物を取りに向かう
その途中、元に戻ったボボの墓の前に座る村長の姿があった
村長はアルトたちに気づくと立ち上がり、ゆっくりと近づく
村長「村を元に戻してくれたのはあなた方ですかな?」
ルーシィ「あ・・・いや・・・そーゆー訳じゃ・・・」
村長「それについては感謝します・・・が、しかし!!」
興奮気味の村長がアルトたちを怒鳴る
村長「魔導士どの!!一体・・・いつになったら月を壊してくれるんですかな!!!」
ルーシィ「ひぇー!!」
アルト「そんな事言われたってなァ・・・(汗)」
アルトたちが困り果てているとエルザがやってきて答えた
エルザ「月を破壊するのはたやすい」
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