暁 〜小説投稿サイト〜
【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
人魚の国、死を呼ぶ国
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
た
ワカバ「このお方が何者かは分かりませんが
大した勇気だと思います。
海軍、世界政府、天竜人――そしてあのお方≠スちにこのようなご挨拶≠されるとは」
ロメナ「…味方、とこのお方は仰っていますが姫様は誰かご検討をおつきですか?」
リオ「こんな事しそうなのはあのイカれたジジイしかいない。
にしてもよく分かってるじゃん、私がリベンジ≠するって事を」
ロメナから返された手紙を受け取ったリオは手紙を机の上に置き、
もう一度読み返しては口角を上げていた
リオ「そしてどういう訳か
・・・あのイカレたジジイは伝言としてこんな事も言ってる」
封筒の中にあったもう一つの小さな紙切れを手に持つと
一歩前へ踏み出たロメナ、ワカバ、ラルの三匹が眉間に皺を寄せた
リオが手に持っている小さな紙切れには
国を抜けて地上に出よ
という短い言葉だけが、書かれていた
ロメナ「な、なんと・・・姫様を国の外へ出せと!?」
ワカバ「姫!!それはなりませんよ!!」
リオ「私的には皇帝の座を下りてでもいいんだけどね〜」
ラル「ご冗談でもそのような事は仰らないで下さい!!」
ロメナ、ワカバ、ラルの順番に三匹が力強く机の上を叩くと
クルっと椅子を回転させたリオが部屋の窓から外を眺めた
ワカバ「そうですよ!!姫のおかげで…私達や国の人魚たちが助けられているのですよ!?」
ロメナ「姫様…今のお言葉はご冗談ですよね!?」
ラル「姫…!!」
三匹の言葉に嬉しそうな、
小さな笑みを浮かべたリオが
さっきと同じように椅子を回転させると三匹の目を見た
リオ「冗談、っていうか…私が死ぬまで皇帝の座を下りる気はない」
その言葉で三匹の人魚たちが嬉しそうな顔をして胸をなで下ろす
リオ「…けど私は、コイツの言葉に従うしかない」
ラル「!?」
ワカバ「何故です?!」
リオ「あのジジイの予言≠ヘ必ず当たるから」
今度は優しく微笑んだリオが
小さな紙切れと一緒に送られてきた手紙を封筒の中にしまうと
一番上にある引き出しの中に閉まった
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ