15話
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「よぉ〜これまた旅日和のいい天気だ!」
詠春との模擬戦から幾分かが過ぎた。え?あのと如何なったかだって?どうもこうも無いさ・・・もうね、あれだよ奥さんが怖いのなんのって、正座で5時間淡々と起こられ次の日の朝に詠瞬と二人で修復したさ。本当に怖かった・・・
「アレンお兄ちゃんもう言っちゃうの?」
玄関の前で可愛らしく聞いてくる木乃香ちゃん。もうすっかり懐かれました!その度に詠瞬の目が怖いけど、そこは木乃香ちゃんパワーで一発さ!
「ごめんな〜、もう少し居てやりたいんだけど、ちょっと用事ができちゃって行かないと行けないんよ」
「うぅぅぅ〜」
俺の言葉に泣きそうになる木乃香ちゃん、可愛すぎだろ!
「このちゃん泣いたらあかんよ。アレンさんだって仕事やし・・・ぐす」
そう言う刹那ちゃんも泣きそうである。本当は持っていてあえげたいんだけど、之ばっかりは、そうは行かない。ガトウとクルトからの連絡が来て。なんでも俺の故郷が襲われるらしい。その理由がなんとナギの息子が居るかだそうだ!なんか色々びっくりだ!
「まあまあ、二人ともそう悲しむ事はないですよ、アレンは凄い魔法使いですから。二人が危険な目に合った時は凄いですから」
詠春が笑顔で言って来る。心なしか凄い嬉しそうだ。そんなに木乃香ちゃんに懐かれてるのが気に食わないのか。それと木乃香ちゃんには、魔法教えました。でも存在を教えただけで教えては無いみたい。まぁ、それでいいだろ。
「ほんまに?」
「うん?もちろん!木乃香ちゃん、刹那ちゃんが危険な目に合った時は直ぐに駆けるよ?」
二人の頭を撫でながら言ってあげる。子供をあやす行動なんだからそんな怖い顔で睨むなよ、詠春すげぇ怖いじゃん。
「ところで二人はそろそろ幼稚園入学だろ?此処の所にするのか?」
「いや、真帆良にしようと思ってるんだ、あそこなら御爺さんも居るし、安全だしな」
真帆良か確かにあそこは安全だな、まぁそれ以外にも有るんだろうけど・・・関西の長の娘が関東の領地に入る。これはきっとすごい・・・事なんだろうな。自分の娘も交渉材料にしないといけないか。はぁ〜
「辛いな」
「これで・・・良いんだ」
辛い顔をして言うなよ・・・こう言うとき何もできない自分が嫌いだ。でもこの二人なら・・・アスナちゃんとも友達に成れる・・・かな?
「なぁ、木乃香ちゃん、刹那ちゃんお兄ちゃんのお願い聞いてくれる?」
「ええよ〜」
「はい!」
「真帆良の幼稚園にアスナちゃんって子が居るんだ。歳は二人と同じで髪は茶髪の女の子なんだけどね?その子と友達に成ってあげて欲しいんだ。その子は始めの方はそっけない態度かも知れないけど、根はいい子なんだ。だからお願い」
「分った!なぁ、せっちゃん!」
「はい!任せてください!」
元気よく
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