極端な臆病と無鉄砲との中間
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何を使ったって、最後に勝てりゃいい、それが自分の力じゃなくてパルコの力だとしても、勝てばいいんだ
でも、今回はパルコのチャクラはあんまり使わなかったから・・・少しは頼らずに戦えるようになってるかな
「勝者、ねたみコン!」
「せんせーつかれたー」
だらだらと口から血が流れているがどうでもいい
下に降りてきた先生が兵糧丸を口に放り込んでくれた
「珍しく泣かなかったな」
「そのうち笑って殺せるようになりますよ」
忍者になるんだから
「・・・じゃぁあの火柱はもう使えないな
目立ちすぎだ」
「ですよねー」
先生に支えられながら上へ昇るとシュロとイカリ、ナルト、デイダラが出迎えてくれた
「頑張ったなコン!うんうん!」
「コンってば相変わらず気配の消し方すげーってばよ!!」
よってたかって揉みくちゃにされる
「褒めるところはそこだけか!?」
「え・・・あ、今日の吐血一段とすごかったってば!」
「嫌味か」
イカリが思わず突っ込んだ、トラウマモードが解除されたっぽい
次の試合はシノとミナミこと小南
しかし小南はすぐさまギブアップしてしまう
一体何なのかと眺めていると目があった、相変わらず濁った眼だった
一瞬だけ微笑まれそのまま鬼鮫の元へ去って行ってしまう
次は剣ミスミ対カンクロウだ
「・・・ところで・・・先生の二つ名の意味を実感しました
確かに歩く名言ですねシナイちゃん」
そう言うと嬉しそうに目を輝かせた
基本無表情だからこんなに感情を示すのは珍しい・・・!
「・・・感動してくれた?」
小首を傾げた
どうしよう、先生が可愛い、無表情なのに可愛い
「元ネタ知ってるからあんまり・・・」
感動・・・八割ぐらいかな
「頑張って思い出したセリフなのに・・・」
「ご、ごめん先生」
項垂れた先生に謝っていると視線を感じ、振り向くと青春師弟が泣いていた
なにか言っているようだが嗚咽に混ざって聞き取れない
「シナイ!良い弟子を持ったな!・・・ずびっ」
「ガイ・・・私の班は青春していないんだが・・・」
「お前の言葉、リーと共にしかと胸に刻んだぞ!」
「あぁ、聞いてないな」
いつものやりとりらしく、そのままガイの言葉をスルーする
「勝者カンクロウ!
それでは次・・・ダラー対油女シュロ!」
シュロの目つきが変わった
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