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藤村士郎が征く
第19話 川神学園ネット掲示板にて緊急速報! あの武神が変態の橋で寝取られたって本当か!?
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る長宗我部。

 「うわっ!?くっ!?ホントにヌルヌルじゃないか!」
 「当然よ!これこそがオイルレスリングの、真髄なのだからな!そのままくらえ!四国プレス!!」

 長宗我部は、百代の抵抗にも気とオイルの融合された特殊アーマーで防ぎつつ、落下した。

 「ぐぅううっ!?」
 「如何だ?ぬぅあはっはっはっはっ!」

 この攻撃にも瞬時に瞬間回復を使ったが、相変わらずの特殊ボディアーマーによって、容易には剥がせない様だ。

 「ヌルヌルして気持ちが悪い!離れろよー!」
 「そうはいかん!此の儘、Love四国THE2009スペシャルコンボの餌食にしてくれるわ!」

 一向に剥がれない長宗我部に、業を逃がした百代はあの技を繰り出す。

 「川神流――――――人間爆弾!!」
 「ぬお!?」

 特殊ボディアーマーのおかげでダメージは無いが、爆風による威力で宙に投げ出される長曾我部。
 そして百代は、3度目の瞬間回復を行いながら宙に浮いている長曾我部目掛けて構えの姿勢をとる。

 「川神流―――――無双正拳無限乱れ撃ちぃいい!!!」

 無限というか、相手の気を失わせるか、相手を吹き飛ばすまで続く連続の正拳突きなだけ。
 詰まる所、もう二度とあのヌルヌルした感触に組まれたくない、百代の自棄である。

 「効かぬ、効かぬ、効かぬわぁあああ!!」

 しかし効果は薄いようで、ダメージ処か、衝撃すらも吸収されていた。
 だが所詮、それは今のところに過ぎない。
 百代自身の感情が高まれば、自然と威力も上乗せされてくる。

 「うらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらぁ!!」
 「ぬぅぉおおおおおおぉおおおおぉおぉおおぉぉおおおおおおおおーーーー!!!??」

 ダメージは無い。それは変わらない。
 しかし、衝撃自体は吸収できなくなりつつある。
 現に地上に降りられないばかりか、上へ上へあがっているのだ。長宗我部が。

 「うらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらぁあ!!!」
 「ぉぉおおぉおおおおおおぉおおおおぉおぉおおぉぉおおーーーーーーーーーー・・・・・   」

 そして遂に長宗我部は、四国に向かって星になった。

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・」

 百代は正拳突きの連打に次ぐ連打により、疲労困憊気味になり頬も朱に染まっている。
 序でに、ヌルヌルが未だ服のあちこちにつきっ放しだった。

 「・・・くっそぉおお、ベトベトヌルヌルで気持ち悪いなぁ」
 「義姉さん。お疲れのところ悪いけど、そろそろ行かないと遅刻扱いだよ?」

 そんな大和の報告に、義経ちゃんの披露を逃すわけにはいかん!!とか訳の
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