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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「お兄ちゃ〜ん??」ガバッ杏「園長先生って昔はこんな感じだったのね」茜「今とあんまし変わんないね杏ちゃん」
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それじゃあ清隆と姫乃にさらも来たわけだし出発するわよ。だから起きなさいネボスケ」
そう言って立夏さんは寝ている葵ちゃんの頭に自分の履いていた上履きを振り下ろした。
スパーン??
「アイタっ??」
葵ちゃんは飛び起きてこっちを見る。その目は涙が溜まっていた。
「うう〜、清隆さん、激し過ぎますよ!それは上級者用のプレイすぎますよ?」
そして抗議してくる。ていうかどんな夢を見てるんだこの娘は??
「あら、まだ寝ぼけているのかしら?陽ノ下葵さん?」
立夏さんが目の笑ってない笑顔をで葵ちゃんの横に仁王立ちする。
「今のは夢ですか?……なんだ夢か………」
葵ちゃんはそんな立夏さんの表情を見ずに残念そうに呟く。
「はあ〜。葵、アンタで最後なんだからさっさと準備して目的地に向かうわよ」
溜息をつきながらもちゃんと指示を飛ばす。
「あっはいです」
そう言って葵ちゃんは準備を終えて鞄を背負い準備を終える。
「私は鍵を返しに行くからシャルル達は校門で待ってて」
部室を出るのを確認するとそう言うって鍵を閉め、職員室の方へと歩いて行った。
「行こっか?」
そう言って校門まで歩きながら、話題に上がったのは転入生の話だ。
るる姉のところに転入したのは朝倉姓の生徒が3人、白河という女子に天枷という女子に高坂という苗字の女子になんと杉並だったという。
それには俺達は驚きの声を上げるしかなかった。何で、杉並という生徒が3人もいるんだ。
俺達の驚きに何かあったのか聞くるる姉に俺は自分達のクラスにも杉並が居ることを話す。2人の反応は俺達と同じだった。
「タカくんの所にも転入生来たんだ?どんなのだった?」
るる姉が興味津々に聞いてくる。
「えっと杉並を含めた男子3人と女子4人だよ」
「それにしても転入してきた人達、2つ程知ってる名前がありましたね」
姫乃が思い出した様に言う。杉並という人物には触れない事にしているらしい。
確かに桜内という名前は今の生徒会長の苗字と一緒だ。それに雪村という名前も俺達のクラス委員長と同じ名前だ。さらに白河は俺達のクラスに転校してきた生徒の一人もそうだったし。高坂って名前は今の生徒会の副会長の名前だ。前にるる姉に聞いたことがある。
「桜内君と雪村さんですよね?私も気になりました」
さらも気になっているらしく名前を挙げていく。
「桜内って咲姫の苗字の?」
るる姉もその発想に至ったのか聞いてくる。
「うん、多分合ってると思うけど」
「私の方は雪音ちゃんによく似た子が転入してきましたよ」
俺がそう言うと今度は葵ちゃんが自分のクラスの転校生について語る。
なんでも雪音ちゃんに似ていて髪型がお団子ヘア以外そっくりなのだそうだ。
そんな風に話していると立夏さんがやって来て俺達は一路枯
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