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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「お兄ちゃ〜ん??」ガバッ杏「園長先生って昔はこんな感じだったのね」茜「今とあんまし変わんないね杏ちゃん」
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放課後は一旦部室に集合ね。姫乃達にも伝えといて頂戴】
メールにはそう書かれていた。
俺はすぐさまに了解です、と返信する。
「兄さん、立夏さんなんて?」
「放課後は一旦部室に集まってだって」
姫乃の質問に答える。
「分かりました。それじゃあ兄さん、瑠川さん。お昼食べましょう」
そうして机を移動して3人分のスペースを取っていると背中から物凄い視線を感じた。
所々から芳乃の奴、相変わらず羨ましいよななんて言った声が聞こえてくる。
「少しいいかしら?」
いざ食べようとしたら話しかけられたのでそちらを向くと、転入してきた桜内達が勢揃いしていた。
「私たちも一緒にお昼食べていいかしら?」
転入生の一人である雪村杏が代表して無表情で言葉を紡ぐ。
「いいですよ。お昼は大人数で食べる方が楽しいですからね。兄さんも瑠川さんもいいですよね?」
姫乃が訪ねてくるが断る理由もないし別に構わなかった。
「ああ別にいいよ」
「私も構いません」
俺とさらも頷く。
「ありがと。それじゃあお邪魔させてもらうわね」
そう言って、雪村達が机を引っ付けて椅子を運んでくる。
「そういや、名前なんて言うんだ?」
茶髪でイヤリングをした耕助に似た雰囲気の奴が話し掛けてくる。
「俺は、芳乃清隆。こっちは幼馴染みの葛木姫乃でこっちがクラスメイトの瑠川さら」
俺は自分の名前と姫乃、さらの名前を名乗る。
「葛木姫乃です。どうぞよろしく」
「瑠川さらです。よろしくです」
2人共笑顔で挨拶する。
「自己紹介したけど念のために名乗っとくわ。俺は桜内義之。で、こっちの髪の毛の一部がアホ毛になってるのが、俺の幼馴染みの月島小恋。んでこっちの無表情なのが雪村杏。ピンクの髪のストレートが花咲茜でツインテールの子が白河ななか。んでこっちの茶髪でイヤリングの奴が俺等の中の弄られキャラの板橋渉、最後に杉並だ」
「ちなみにこの3人は仲も良いので苗字の頭文字をとって『雪月花』と呼ばれている。後、俺と桜内それに板橋の3人は固い絆で結ばれた同志なのだ!」
義之の説明の後に杉並が話す。
紛らわしさを回避のために俺等の時代のを先輩、転入してきたのを杉並と呼ぶことにした。
「それにしても、葛木さんって料理上手だね」
「そ、そうですか?白河さんも上手じゃ無いじゃないですか」
姫乃が褒められるけど謙虚にして白河を褒め返す。
昼休みは脇揚々と過ぎて行った。全員と息が合い、全員で名前で呼び合う仲になった。
放課後になり、俺達は義之達と別れて部室へと足を運んだ。立夏さんに呼ばれ枯れない桜の木の下に向かう予定になっている。
ガラッ
「立夏さん、集まりました」
特別棟にある新聞部部室の扉を開け中に入る。
「ええ、
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