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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「お兄ちゃ〜ん??」ガバッ杏「園長先生って昔はこんな感じだったのね」茜「今とあんまし変わんないね杏ちゃん」
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の、えっとよ、よろしく」
1人目の少女はとても恥ずかしがり屋のようだ。
「花咲茜で〜す!人の話を混ぜっ返すのが好きで、特に小恋ちゃんを弄るのが大好きです。得意なのはお裁縫とお料理。後は、特に特徴のない女の子です!」
2人目の女の子は、なんて言えばいいのか。要は雪村みたいなもんか。
「雪村杏よ。好きな物は甘いものとお祭り。後は、人の弱みを握ることね。人の失敗を見過ごさないから、私の前で失敗するのは控えた方がいいわ」
・・・・なんて特技だ。気を付けないとな。弱み握られるのは勘弁だ。
それにしても雪村?あの雪村と関係あるのか?
「どうも白河ななかです。歌うことが大好きです。人前で歌うのはちょっと苦手かな?よろしくね」
「うおおおおお??美少女がたくさんきたー!」
耕助が我慢できなかったのか騒いだので転入生が少し、ビビる。
「えっと気を取り直して、どうも板橋渉っす。音楽が好きで、月島達とバンド組んでるで、良かったら見にきてくれよな!」
なんだか、耕助に似た雰囲気を感じる奴だな。
「杉並だ。俺と同じ名前の奴が居るかもしれんが俺は俺だけだ。よろしく頼む」
えっ??ええええ?な、何でここに!
『えっ??ええええええええええ?』
全員の声が重なる。それだけ驚いているってことだな。
「連絡事項は特にありません。体育祭に向けて頑張ってください。以上です」
こうしてH.Rは終わった。





昼休みになり、今日は弁当が無いから、耕助でも誘って学食でも行くか。
「あの、兄さん一緒にお昼食べませんか?ちょっと作り過ぎちゃいまして」
そう思って立ち上がったら姫乃がお弁当を持ってこっちに来た。

姫乃とお弁当か、それもいいな。よしっ
〜〜〜〜♪
返事をしようとしたら、いきなり携帯が鳴り出した。耳を澄ましてみると俺だけじゃなくて、姫乃やさらにも届いたようだ。
「誰だろうか?こんな時に」
俺は携帯をポケットから取り出して、画面を見るとメール受信のお知らせだったので、メールを見てみると
差出人不明でこう書かれていた。
【放課後に枯れない桜の木の下にまた来てね】

俺は前にもこのメールを見たことがある。それは3ヶ月前の公式新聞部の卒業パーティー号の記事のために訪れた場所でもある枯れない桜の木であり、そこで俺達は【桜が咲いたら約束のあの場所で・・・・というメールを受信した。それと同じなのだ。
「先輩、このメール見て下さい」
そう言ってさらが話し掛けてくる。
「ああ、それなら俺も見たよ。このメールの事もあるし、今日は緊急集合かもね」
「そうですね。多分、立夏さんの方からも、着たみたいですね」
姫乃がそう言っていたらタイミング良く携帯がまたメール受信を告げる。
【メールを見てると思うから、
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