暁 〜小説投稿サイト〜
D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「お兄ちゃ〜ん??」ガバッ杏「園長先生って昔はこんな感じだったのね」茜「今とあんまし変わんないね杏ちゃん」
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ょっとお待ち。………これで分かるんじゃないかしら?」
そう言って体を眩い光が覆う。暫くすると、光が収まり現れたのは着物を着たリッカだった。
「リッカさん??えっそれじゃあさっきのはリッカさんの未来ですか?」
「ええ、そしてさくらの祖母であり、純一の祖母でもあるのよ」
姿を変えると同時に口調まで変化した。
待てよ。今の言葉を思い出せ。
さくらさんや純一さんのお祖母さんってことは俺の曾お祖母さんってことなのか??しかも、音姉や由夢の曾々お祖母さんってことになるぞ・・・
俺がそのことを話そうとした瞬間、
「よっしゆっきくん〜。あっさだよ〜!」
という元気な声と共に身体に、とりわけ腹部にすさまじい衝撃が走り俺の意識は強制的に現実へと引き戻された。
「な、何だ!?何事だ!?」
何が起きたか分からず目をパチクリさせていると顔にさらさらな金髪が当たってくすぐたかった。
そんな髪の毛の持ち主で元気がいい人なんて1人ぐらいしかいない 。
「おはよ、義之くん♪」
「さくらさん、おはようございます」
太陽の光が眩しいくらいの笑顔で挨拶されたのでこっちも返す。
「さくらさん、流石に激しすぎるんでもう少し、優しく起こしてくれませんか?」
「ああ、やっぱり?」
さくらさんもそう思っていたのかさっさと退いてベットの脇に立つ。
「改めて。おはよ、義之くん」
「ふぁ、あああ〜」
芳乃家を出ると同時に隣の家からも純一さん達が出てきて邂逅一番に純一さんが大欠伸をする。
「もう、兄さん。これから学校なんだからシャキッとしてよ」
音夢さんが注意する。
「んなこと言うが音夢よ。俺はお前のせいでほとんど眠れなかったんだが?」
「あっ弟君!ちゃんとホックする」
今度は音姉が出てくると、俺の服装を直し出す。
「いいなあ〜、羨ましすぎるぜ〜。俺だってホックしてないのに」
後ろで渉が泣いているのだろうか?声がさらにキモい。
「お姉ちゃん、何もみんなの前で直さなくても」
「ダメです。弟君がだらしないとお姉ちゃんが恥ずかしいんだから。それに服装を正すのは風紀を正すのと同じなの」
俺の学ランのホックを閉めた後、えっへんと言わんばかりに腰に手を当てる。
確かに正論だけど、いい歳の異性にここまでしない。でも音姉だし、なにより音姉の『弟君はそんなこと言わないよね?光線』によって強く言えない俺もどうかと思うけど・・・
「にゃはは、音姫ちゃんは相変わらずだね」
「お兄ちゃん、音夢ちゃんおはよ♪」
そこに2人のさくらさんがやってきた。未来のさくらさんはスーツで過去のさくらさんは髪を両側黒いリボンで結び、後ろは下したままにする。服装は
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