九校戦編〈上〉
九校戦一日目(1)×朝の日課とエルフィン・スナイパー
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蒼太。ここは俺達の軍歴時じゃねえんだからな、まあいいとして。諸君、今日から九校戦が始まるが気を付けるようにと忠告をしておこう。昨日の賊みたいに、九校戦にちょっかいを出す輩もいる。ここにいる者達は蒼い翼関連の者や国防軍にいる軍人だが中身は我々と一緒に戦った部下達とも言える。ドウターが出た時は、無理をするな。今回は玄信を入れた五人は、対ドウター戦の武装を持っているが疑似聖剣にISを持っている者もいる。だがお前達はドウターの対処方法は知っているはずだ。では諸君の職務を全うしつつ、九校戦を邪魔する輩がいたら排除しろ。以上だ、解散!」
「織斑少将に敬礼!全員解散!」
今度は玄信がそう言ってから、各自鍛錬の汗を取るために地下温泉に入る者もおれば部屋にあるユニットバスに入る者もいる。俺と蒼太、深雪達は九校戦会場の真上に待機中のトレミーに行って大浴場に入った。トレミーにいるクルー達は全員拠点から連れてきた者達だから問題ない。風呂に入った後に制服に着替えた後に、ブリッジに向かった。そこには待機任務とはいえ、待機しているラッセ達がいた。
「おっ、久々に艦長が来たか」
「おはようラッセにフェルトとミレイナ。昨日はいいタイミングだったぞ」
「おはようです〜。あれについてはちょうどよかったのです」
「それに私達の戦いを見せたとはいえ、他の生徒たちを記憶操作したのはさすがです」
そう言ってから、俺達はしばらく会話をしたがトレミー内にいる深雪達を地上に戻すために行ったら桜花もいた。何でも今回は別行動とはいえ少しは一緒の方がいいのでは?と深夜から提案されたので俺は、桜花にも来てもらう事にした。桜花・結衣・沙紀のトリオが久々に活躍するかは分からないけど、今回は俺と深雪には出来る限り生徒達と一緒の方が良いとの事なので蒼太達は別々で見張りといつ危機が迫っても大丈夫のように待機任務となった。
『いよいよ全国魔法科高校親善魔法競技大会通称九校戦の開幕です。本大会は例年通り、本戦と新人戦を五日ずつ計十日間にわたって開催されます。今年の注目は一高が三連覇を達成できるのか、それとも三高が連覇を阻止するか?』
九校戦の開会式は無事に行われたが、直接の観客だけでも十日間で述べ十万人。こんなに交通の便が悪いのに一日一万人見に来るし、有線放送の視聴者は百倍以上となる。昨日の事は知らされずに、選手は皆が一流の魔法力を持つがまだまだ高校生で卵の魔法師でもある。未遂だったとはいえ、不安を与えるものは好ましくない、と判断したからでもある。開会式は華やかさより規律を強く印象付けるもので、魔法競技も派手なのでセレモニーを華美にする必要はない。オリンピックのようなのは必要ないからだ。俺も一高の列にいたが、俺は技術のところにいたが選手でもあるので少し複雑だ。
「やっと開
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