フェイトを探して。
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昨日、ミッドチルダにやって来たアリシアとリニスは時空管理局地上本部にやって来た。
地上本部を訪ねたのはフェイト・テスタロッサ(現在、フェイト・T・ハラウオン)の居場所を聞くためだった。
地上本部内は多くの人で埋まっていた。
そんな中、アリシアとリニスは受付に向かって歩いていた。
やはり銀河鉄道のSDF隊員の制服は此処では珍しいみたいだ。
特にアリシアはフェイトにそっくりのため、多くの視線が集まっていた。
受付につくと、アリシアは受付の女性に銀河鉄道エリアA管理本部員証とSDF隊員証を見せた。
すると受付の人が
「フェイト・T・ハラウオン執務官に会いに来たのですか?」
と聞いてきたため
「ええ。でも、どうしてわかったんですか?」
「フェイト執務官の旧姓が同じだったのでもしかしたらと思いまして。」
「そうですか。それで何処にいるんですか?」
「フェイト執務官は現在、機動6課にいらっしゃいます。」
「ありがとうございます。それで何処に機動6課の施設はあるんですか?」
質問の繰り返しだと思うが気にしなかった
「此処からこの道を・・・・・・・・・・・・です。分かりましたか?」
「わかりました。失礼しました。」
長い説明が終わるとアリシアはリニスに向けて
「リニス、転移魔法で行っちゃお。」
「わかりました。」
リニスが転移魔法の準備を始めた。
「アリシア、行きますよ。」
「おねがーい。」
アリシアとリニスが転移するとそこには何もなかったかのように普通に市民や局員がいた。
アリシアとリニスが無事転移を完了させると
今度は機動6課の受付に向かった。
そこで身分証明書を見せると部隊長室にいくように伝えられた。
勿論、アリシアが何か言う前に
移動の最中に視線が集まった。
今回はSDF制服のせいではないようだが。
部隊長室前にやって来ると。
「どうぞ。」
と言われた。
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