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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
雷獣の英雄VS炎帝騎士
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でスルーしても構わない。
で、今回の<ザ・フール>のカード効果は……<スノーホワイト>。
『ディ・モールト!!使わせてもらう!!』
<ザ・フール>ゲートを通ると、スノーと同じ装備となり、手にはサウンド・デスサイズ(改)が握られていた。
『さぁ、速く速く踊ろうぜ♪』
そう言うと、音速を越えたスピードで焔をかき消した。
『んじゃま一丁、行きますか』
鎌を肩に掛けて、指を向けて言う。
『さぁ、お前らの運命を呪え』
途端、颶風となって、ゼツとシャインを同時に吹き飛ばすライン。
「ーーーーーえ?」
「ーーーーーはい?」
吹き飛ばされた二人が攻撃されたのだと解ったのは、壁にぶつかった瞬間だった。
「ライン……何だお前は!!」
シャインが叫ぶと言う。
『何時もニコニコプレイヤーの隣に這い寄る規格外、ラインだよーーーーー変身!!』
ネタカードを掲げて言ったラインの全身に、紫電がほとばしった。
ジンオウβモード<純白>を触媒とし、強固な外皮と堅牢極まる甲冑を身に纏い、赤い目をギンッ!、と光らせる。
○○寄れ!○○○○さんのネタカード<フルフォースフォーム>。
まぁ、現在のフルフォースフォームの名称は<フルスパークフォーム:モード純白>だが。
「うっわ!そりゃ駄目な奴だろ!!」
『俺に駄目と言うと』
途端、颶風を起こし、ゼツの顔面を裏拳で壁に叩き付けた。
『それが現実になるぜ?』
○○ルラト○○○が操るチート能力生体時間加速(クロックアップ)
普通の人間やプレイヤーでは、到底反応すらさせてもらえず業沈するだろう。……勿論、基本普通のゼツも。
『ま、宇宙CQCエンハンサーに掛かりゃこんなものか』
「宇宙と付けば何でも良いってか……!?」
シャインが髪を立たせて、本気と書いてガチと読むモードに入る。
途端、それは、
『よっと』
生体時間加速をしたラインには0.1秒の事に過ぎなかった。
『9.8秒、これがお前の、絶望までのゴールだ』
途端、シャインのHPが無くなり、
『メリークリスマス』
その場に倒れた。
『生体時間加速ソードスキル、<英雄の聖歌隊>全百連撃。9.8秒に納めるのに、どれだけ倍速しなきゃ行けないか………』
「知らねぇよ!!」
途端、ゼツの焔が進化し、神焔となってラインの肌を撫でる。
『それが本気か、<神焔焔光剣>……シャインの全力焔を吸収したな』
「ま、チートもお互い様だろうが!!」
すると、ゼツはレヴァンティンを構えると、加速した。
「<神焔焔光爆>!!」
『面倒な……』
ゼツの全力のソードスキル百連撃を、ラインは手だけで捌いて防いだ。
『ちっ、フルスパーク仕様もあと少しか』
すると、シャインの亡骸を立たせて、背中に左右の手のひらを押し当てる。
「っ!?」
途端、シャイン
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